本日の発送・・44年前のタグに思いをはせて・・


こんばんは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

今日は一日雨の東海地方でした。
大雨につながっている地域もあるようですので、みなさんも運転等など
お気をつけくださいね。

そして、こんな足元の悪いなかでも、ヤマト運輸のスタッフの方たちは時間通り
集荷に来てくれました。

本日の発送は、G-planのデスク・ドレッサー。
山梨県へのお届けです。

私もポール店長も、このデスクには特別な愛着を感じていたのですが・・・


その理由は、このタグの存在。

買い付けた時には全く気付いておらず、

日本に届き、クリーニングしていた折に
ひっそりと引き出し内にしまいこまれていた、
当時のショッピングタグを見つけました。

大きく「SOLD」と書かれた右上には、手書きの1969年2月8日の日付。

かすれがかった文字を二人でやっと読み取ると、
顧客名は、MR John Smithさん、セールスマンは FLYNNさん
だったことが分かりました。

デリバリーは 「SAP」 と記してあります。
これは、「Soon as possible(出来るだけ早く)」の略ですね。

裏面には、GRANGE というショップ名のスタンプ。
1969年ということは、44年前。

ショップ名もタグも、昔のものというのが信じられないくらいにオシャレです。

散りばめられた情報に、なんとも想像力をかきたてられます。

GRANGEってどんなお店だったんだろう。

スミスさんとフリンさんの間には、どんなやり取りがあったのかな?

スミスさんは、自分用のデスクとして買ったのかなぁ?
それとも、新婚さんで奥さんのドレッサーだったのかなぁ?

そして44年後の今、彼らは生きているのかなぁ・・・。

一つのタグを通して、様々な思いとともに静かな感動が胸を走ります。

ここに歴史アリ。
そして異国の地にて、新たな歴史が刻まれる。

やっぱりビンテージ家具って、「特別な何か」だなぁと思わずにいられません。

ずっと大切にしてもらってね。


イギリス流・ビンテージな夏の過ごし方。


こんにちは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

昨日の、英王室ロイヤルベイビー誕生の報道。
みなさんはご覧になりましたか?

英国民、そして世界中が喜びに沸く様子がTVに映し出され、
観ているこちらも、本当に幸せな気持ちになりますね。

一昨年のロイヤルウェディングと言い、自然体で飾らない二人の姿は、
同じ世代としてすごく共感が持てます!

そして何と言っても、キャサリン妃のファッションセンスには、いつも目を奪われます。
クラシカルで上品、且つカジュアルでおしゃれ。
才色兼備で、さすがですね^^

密かに注目していたママになって初めてのスタイルは、レトロテイストで可愛らしかったです!

お二人の服装からも分かり通り、イギリスにも夏到来~!
しかも今年は、30度前後が続く猛暑だとか・・・。

普通のイギリス人は、家にはもちろん車にもエアコンなどないので、
皆さん悲鳴をあげているようです・・・。汗

そういえば、私が前働いていたスクールでも、28度位で学校閉鎖していました!笑

さて、イギリスで夏と言えば、それは「ホリデー」以外の何者でもありません!
寝ても覚めても、話題と言えば「ホリデーにいつ行く? どこに行く? 誰と行く?・・・」など関心が高いです。

そんななかで、英国らしいビンテージでオシャレなホリデーの過ごし方を見つけたので、ご紹介♪


日本語で言うとトレイラーでしょうか・・・。
キャラバンで、思い思いの場所で過ごす夏の休暇です!

しかもこのキャラバンがビンテージ仕様で、ユニークなんです。


カラフルで、見ているだけでワクワク楽しくなってきます。

こういうのが好きな人は、イギリスでも大体オーガニック、オルタナティブ系の人たちです。
小物まで、きっちり統一感があります。


あ!このフォールディングチェアは、お店で販売しているものと一緒です。
フラワープリントが、サイケな70年代っぽくて好きです。

個人的には、この内装にめちゃくちゃ心を奪われました。
狭スペースでありながら、この完成度の高さ!
ファンタジーで遊びゴコロがあり、かつジプシーな無国籍感がカッコいいです。

私たちの気に入っているイギリス映画の一つ、
The Imaginarium of Doctor Parnassus」(邦題 Dr.パルナサスの鏡)の世界にも通ずるような・・・。
↑ ビンテージ好きな人は、楽しめると思います。

これらのキャラバンは、レンタルできる場所もあるようです。
普通の海外旅行に飽きたら、こんなのもいいですね!


現代版!アンティーク・ライティングデスクの素敵な使い方。


こんにちは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

連日暑い日々が続きますが、、みなさんお変わりありませんか?
学校も夏休みに入り、公園に面した我が家には朝から元気な子どもの声が聞こえてきますよ~!

さて、本日はお客様から頂いたお写真をご紹介したいと思います。

なかなか人気の高い、アンティークのライティングデスクをご購入頂きました奈良県のSさんより
ご協力頂きました。


レトロなライトが雰囲気ありますね~。
やっぱり脚のある家具は、お部屋に圧迫感を与えないのでいいですね。

そして、付属のアンティーク鍵で扉を開けますと、


中には、ノートPCがすっきりと収まっています!

最初、内部の棚を外して、PCモニターを収納することをご検討されていたSさん。
モニターのサイズが収まりきらないということで、一旦は見送りとなりましたが・・・

このデスクの繊細でオンリーワンなデザイン、理想的なサイズを気に入って下さり、
PCをノートタイプに変更されるということで、無事にお届けするに至りました^^

ご自身でDIYされ、電源供給までばっちり!使いやすさ満点のデスクにカスタマイズされたそうです!

長い間イギリスの家庭で、手紙や書き物をする場所として活躍してきた、このライティングデスク。

「書く」ということが少なくなった現代でも、「人と人をつなぐ」というお役目、ちゃんと果たしています!

うれしいですね!!

Sさん、ありがとうございました!