日本で一番G-planジープラン家具に詳しいお店!


こんにちは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのmisakiです。

昨夜は台風が心配でしたが、みなさんは大丈夫でしたか?

私はというと・・・

この4月から3歳の娘とやろう!と思い切って始めた市民農園が気がかりだったのか
今朝は早くから目が覚め、6時半から畑に行って苗のチェック。
農家の嫁みたいな一日の始まりを迎えていました。笑

 

_MG_7957

 

 

さて本日は、久々にヴィンテージ家具屋らしくお役立ち情報をお伝えしていきたいと思います。

テーマは、

『G-planマニア必見!なくてもいいけど、やっぱり残っていたら最高に嬉しい!!
ジープラン家具のロゴとその変遷について』

です。

ジープランG-planは、もちろんイギリスの家具。

イギリス人店長の名にかけて、目指せ!日本で一番ジープランに詳しいお店となるべく
私たちの経験とリサーチをもとにまとめていきたいと思います。

(ジープランの成り立ちについては、以前のブログを参照下さい。)

職業としてヴィンテージ家具を扱っている私たちの場合、
ロゴがあってもなくても、デザインと造りで大体メーカー品かどうかはすぐに分かりますが、

一般のお客様の場合、ロゴの有無を重要な判断基準にされる方がけっこういらっしゃると思います。

その中でたまに頂くご質問が、

「このG-planテーブルのロゴのデザインは、他店とちょっと違うようですがどうしてですか?
 もしかして偽物ということはありませんか?」

 

ビンテージ家具の偽物説については、以前のブログにも書いているので割愛させていただきますが、

特にジープランの場合、そのブランド名ばかりが有名になって背景があまり知られていない為に
このような疑問が起こってくるのだと思います。

まず現在出回っているG-planの家具は、1950年代〜80年代に製造されたものがほとんどです。
一言でジープランの家具と言っても、そこには遥か40年の開きがあるのです。

そう、あのスターバックスだって創業以来ロゴが少しずつ変化しています。

5a106e41fe954581999566a4293ced89

そうなんです!

大きな時間の流れで見たとき、その時々の時代背景や企業理念でロゴは変化して当然なんですね。

ではG-planの場合を見て行きましょう!

G-Plan gold embossed stamp 1950s to early 1960s (image Sybil of chicas-1, eBay)

1952年〜

ジープランブランド第一機のロゴで、通称ゴールドスタンプ。
木に直接スタンプされているので、薄くはなっていても残っていることが多いです。
中心のEGという文字はE Gommeの略で、ジープランというブランドを作ったE Gomme社を意味しています。
初期はまだG-planの文字も小さ目ですね。

 

G-Plan Danish brand stamp (image Tim Boalch)ほぼ同時期(1960年〜)に、デンマーク人デザイナーのIB KOFOD-LARSENイプ・コフォード・ラーセンによって
デザインされた家具には、彼のサインが入ったゴールドスタンプが押されているはずです。

この家具は、通常のジープラン家具よりも特に希少価値が高く、高値で取引されています。
購入時にはロゴを一つの目安としてチェックしたいですね。

 

G-Plan red label, late 60s

1965年〜

当店ではたまに見かけるロゴです。
ただこちらは紙製なので剥がれてなくなってしまっていることも多いです。

 

 

 

G-Plan red and gold label 1975 to 1985

1975年〜

一番良く見かけるロゴです。デザインは上記のままに、素材がメタリックなものになりました。
光沢があるので、ジープランの落ち着いた雰囲気に一番よく似合うと個人的には思っています。
こちらもステッカータイプで無くなっていることもしばしば。

 

 

G-Plan red and gold label 1975 to 1985

1985年〜

文字のフォントが変わり、「G」がより大きいデザインに変わりました。
初期のゴールドスタンプからこの辺りまでが、当店で一般的によく見かけるロゴデザインです。

 

 

G-Plan red and gold label 1990 to 1992

1990年〜

90年に入るとこれまでのデザインをもとに周りにボーダーラインが入り、
より華やかなイメージのロゴへと変化しました。

でも、やっぱり元祖のシンプルでアナログ的なデザインには敵いませんね。

 

g-plan-logo1そして、その後。

G-planブランドをつくったEGomme社はその後売却され、複数の手に渡りましたが、最終的には1996年に
スコットランドのグラスゴーに工場のあるモリスファニチャーがキャビネット類の製造のライセンスを取得し、
G-planキャビネットという名前で製造を続け、G-planのなかでもソファ類は、G-planアップホルストリーという別会社が製造を続け現在に至っています。

 

たとえロゴのデザインが違っても、愛すべきG-plan家具に変わりないこと。

分かっていただけましたか?

最後に、冒頭の4脚揃いで入荷したジープランチェアの商品撮影をしていた時に見つけたひとこま。

_MG_8009

_MG_8011
_MG_8010

 

 

 

 

 

 

 

 

同じセットの中に存在する、二つのタイプのロゴ。

とことん歴史やロマンを感じてしまうのは、
私だけではないはず!

だから面白い。ヴィンテージの世界!!