こだわりを貫く。 ◆鹿児島県奄美大島T様◆ヴィンテージ家具活用事例


 

こんにちは。
イギリス人店長が選ぶ■英国ヴィンテージ家具&アンティークの専門店■
ブリティッシュビンテージプラスのmisakiです。

 

本日は、サイドボードとネストテーブルをご注文下さいました
鹿児島県にお住まいのT様のお宅紹介です。

今回のお届けは、私たちにとってもなかなかチャレンジでした!

というのも、T様は鹿児島のなかでも『奄美大島』にお住まい。

そう離島なんです。

 

小さな家具なら通常配送で全く問題ないのですが、
横幅のあるサイドボードはフェリーに乗せる貨物の規格外ということで・・・

ヤマトも佐川も西濃などの大手は、問い合わせても『無理です』と断られたり
10万以上の法外な配送料を突きつけられたり(涙)

でもそんなことで簡単に諦める私たちではありません!

 

同じようにイギリス生まれのヴィンテージ家具を愛し
「これが新居に置きたいんです!」というお客様の熱い想いに何としても応えたいと

 

大手だけでなく色々な業者へあたり、日数はかかったのですが
最終的にコンテナ輸入時にお世話になっている業者さんのツテで
名古屋の輸送会社が請け負ってくれることで交渉が成立しました。

 

 

当日は、「梱包だけ頑丈にしっかりお願いします」と言われていたので

抜かりないよう準備しておきました。

 

 

 

ここから何台のトラックに乗って、船にのって、一体何人の人の手を介して行くのだろう。。。

と思うと、本当にイギリスの船旅から始まり地球をまたにかけて移動していく家具の軌跡に頭が下がるような思いがしました。

 

 

奄美までの輸送には10日間程かかるということでしたが、ちょうど夏の終わりの台風シーズンとも重なり
自宅でもニュースを見ながら、無事にお届けが完了することを願う日々がありました。

 

 

そして秋にさしかかった9月のある日。
T様からとても嬉しいメッセージと設置後のお写真が届いていました!

 

 

 


 

お世話になりましたTです。

私は以前から、お家を建てるときには、自分の欲しい家具を置きたいと思っておりました。
その中でもサイドボードは一番に欲しい家具でした。

ようやく新居を建てることになり色々と気に入る商品を探して、やっとこちらで素敵なサイドボードと出会いました。
ところが私の住んでいるところが離島であったため、商品を送るのが簡単ではありませんでした。

それでもどうしても諦められず自分の思いをメールで送ったところ、
お忙しい中私の元に商品を届けるために色々と業者をあたって頂き、無事に届けて頂くことが出来ました。

 

本当に素敵なネイサンサイドボードでした。

眺めているだけで自然と微笑んでしまいます。
状態も大変よく、これからまた何十年も大切に使わせて頂きたいと思います。

その後も、ネストテーブルを購入したのですが、ソファーのサイドテーブルに使ったり
子供たちのも勉強机になったりと、我が家では大活躍です。

本当にありがとうございました。

 

 


 

離島にお住まいとは思えない程の、圧倒的なビンテージ家具のコレクション!
こだわり持って選ばれているからこその、統一感があって素敵な空間ですね。

 

私たちも無事に希望商品をお届けでき、
理想のお宅作りのお役に立て嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

思えば最初、大手の輸送業者が全く対応不可ということで私が凹んでいた時にも、
ポール店長だけは違いました。

「じゃあバンに積んで自分たちで運べば良くない?カーフェリーあるでしょ。
鹿児島のアイランド一回行きたかったんだよね?。ホリデー兼ねて家族でいけば一石二鳥!!」

 

その発想はなかった!なんてポジティブ・・・

「泣かぬなら泣かせてみせよう、ホトトギス」
まだまだ私も修行が足らないですね。汗

 

今回の一件では、お問合せの段階から何度もメールのやりとりをさせて頂いたTさま。
最後にこんなメッセージも頂きました。

 


 

恐らく私が買わなくても、他の方にすぐに購入して頂ける商品だったと思うのですが
面倒な事を引き受けて頂き、お客の思いに応えてくれたお店の気持ちに本当に感謝しているのです。

今日も家具を眺めながら、色々な方との繋がりを感じているところです。
奄美は良いところですよ。訪れる機会があれば是非いらしてくださいね。

 


 

読んだ瞬間、心のなかに奄美の青い空が広がったような気がしました。

そうだ、フットワークが軽くて自由なのが私たちの良さ。

お客様からの「ありがとう」を大切な原動力に、
誠実に着実に、自分たちのやれることをやっていこう。
そんな思いを再確認しました。

 

T様、この度はステキなご縁をどうもありがとうございました!
いつか奄美の地を踏める日が来る事を、楽しみにしています^^