ピーター・ヴィッツ&オルラ・ムルガード・ニールセンによるハイバックチェアです。
とりあえず、カッコいい。
一番のポイントは、生地です。
え、木の方ではないの?と突っ込みが来そうですが。
生地です。
オリジナルのファブリックです。
めちゃくちゃカッコいいし、状態が良いんです。
しっかり業務用リンサークリーナーにてクリーニングしました。
座布団みたいな部分は、へたっていたので、中のウレタンを交換しました。
意外とこの部分が欠損している商品も多いです。
オリジナルofオリジナル。
形状は語る必要もなく。
ヤバいですね。
削ってませんので、当時の雰囲気を残しています。
経年変化というのは、表面で起こるから、削ったら、60年の時の経過をゼロにしてしまう。
それって、ヴィンテージの意味ある??と思います。
長く使うためには、とか色々言うんですけど、結果、昔の日本人にはピカピカテカテカのヴィンテージ家具が売れた。だから、そうしているだけのこと。
世代交代が起きております。
中学のときから古着を着ている人たちは、あっちのピカピカテカテカではなく、こっちのヴィンテージ感が好きなはずです。
私はこっちでないと欲しくありません。
お値段も控えめ。
テカピカの高いの買えるけど、こっちがよくないですか?
Peter Hvidt & Orla Molgaard-Nielsen
ヴィッツは建築を学び、ニールセンは家具職人として学びました。ニールセンはその後、アルネ・ヤコブセンの事務所等で勤務。この二人が共同で設立した事務所がPeter Hvidt & Orla Molgaard-Nielsenです。
巨匠、ヤコブセンの元で修業していただけありますよね。
製作はFrance and Son。
フィン・ユールなど著名なデザイナーの家具製作を担ってきたファクトリーです。
個人的には、北欧といえばアアルトで、フィンユールです。
アアルトはフィンランドですけど、フィンユールはデンマーク。
学生の時にフィンユール展とか言ったからなのか、なんかフィンユール。
そんな人たちと、同じ空気感を感じます。
それが北欧家具なのでしょうか?
あぁ、これは北欧だなと、見てわかる。
空気で分かる。
静けさ。
よく言われるのは、北欧は外に出られない期間が長いので、インテリアが発展したと。
この椅子に座って、半日外を眺める。
そんなことをして、過ごしていたのでしょうか?
英国ヴィンテージをメインでやっていますけど、北欧も好きです。
その辺の北欧家具屋より好きだと思っています。
建築を学んでいた学生時代から、北欧派でした。
ミースよりアアルト。
北欧家具も本格的に取り扱おうかな。
NORDIC VINTAGE PLUS 北欧ヴィンテージプラス 安さの秘密
British仕込みの北欧ヴィンテージ家具です。
北欧生まれ、英国育ちの、北欧ヴィンテージ家具たちを少々集めました。
英国家具と北欧家具の相性はよく、英国ではミックススタイルで使用されています。
オークションではなく、英国のご家庭でたまたま見つけることが多いので、北欧家具専門のお店よりもかなりお得です。
■生産国:デンマーク
■デザイン:ピーター・ヴィッツ&オルラ・モルガード・ニールセン
■サイズ(cm):幅66.5/奥行66/高105 座面幅50/奥行47/高46 クッション厚み7.5
フレーム部にはよく見ると細かな傷がありますが、それも味わい深さとなっています。ファブリックは当時のままですが破れなどもなくとても状態が良いです。もちろんクリーニング済みです。
◾️当店の商品は全てビンテージ品となります。心をこめてメンテナンスしていますが、多少のキズや汚れなどのダメージはどの商品にも必ず見られます。長年愛用されてきた味わいも含めて、ビンテージ品を楽しんで頂けると幸いです。
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