こちらは1980年代前後と推測されます。
シンプルモダンなそれまでのアーコールから、アンティークに近いデザインに立ち返ります。
扉の取っ手をクルリと回すと開きます。
アナログ。
アンティークの面白さをヴィンテージで表現。
IKEAなどが英国に流入してきた年代以降ではないかと。
安くてスタイリッシュな北欧家具が、英国市場を取りに来ました。
この時代に、当店が扱う英国ヴィンテージ家具は衰退するのです。
それに対抗するための手段として、あえてのアンティーク回帰。
北欧モダンだけを続けていては、衰退するだろうという判断。
でも、アンティークすぎない。
アンティークスタイルにしては、装飾が抑えられている。
ちょうど良い感じ。
木の質感も良い。
取っ手をクルリと回さないとあかない(2回目)。
少しまだらにカラーリングされた感じも良い。
エドワードグリーンのようです。
そして、アーコールは生きのびた。
他の企業が店じまいしたり、買収されていくなかで。生きのびた。
生きのびるためのデザイン(こんな題名の本ありましたね)なんです、これは。
職人たちは、やりたくなかったかもしれない。
北欧デザインを続けたい職人たち。
職人と経営陣との軋轢。
経営陣の葛藤。
色々な思いが詰まっているのだと思います、これには。涙。
店長の妄想ではありますが、時代背景から察するにあっていると思っています。
■製造:1980年代 推定
■生産国:イギリス
■ブランド:アーコール
■サイズ(cm):全体幅98/奥行50/高195.5
上部幅98/奥行30/高126
下部幅98/奥行50/高70
◾️当店の商品は全てビンテージ品となります。心をこめてメンテナンスしていますが、多少のキズや汚れなどのダメージはどの商品にも必ず見られます。長年愛用されてきた味わいも含めて、ビンテージ品を楽しんで頂けると幸いです。
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