■店長のおススメポイント 
↑色味はこちらが近いです。
十五歳の少年が、初めて手にしたのは教科書ではありませんでした。
鉋でした。
ハーバート・ギブスは、技術学校で木と向き合い、木目を読み、刃の角度を学びました。
けれど彼が本当に学んだのは、「技術は人から人へしか伝わらない。」ということだったのかもしれません。
だから家具職人として独立し、やがて学校で教壇にも立ちます。
職人が職人を育てる。
その当たり前を、誰より信じていたのでしょう。
このキャビネットを眺めていると、派手な曲線も、奇抜な装飾もありません。
まっすぐ組まれた箱。
静かな木目。
光だけを主役にするガラス。
引き戸が音もなく重なり、中の器や本だけが語り始めます。
「家具は目立たなくていい。」
そんな声が聞こえてきそうです。
技術とは、自分を見せるためではなく、暮らしを美しく見せるためにある。
教師だったハーバートなら、そう黒板に書いたかもしれません。
彼が育てた弟子たちは、どこで家具を作ることになったのでしょう。
もしかすると、英国のどこかで。
あるいはG-PLANやERCOLの工房で。
そんな想像まで運んでくれるこの家具は、技術だけでなく、職人の志まで受け継いでいるのです。


↑店長の私見でこれが大きいやつかなと思うキズ。キズというか、アジ。これがあるからヴィンテージの空気感を漂わせている。その他の状態につきましては、商品画像をご確認ください。

↑サイズ感はこちら。店長等身大パネル172cm
商品スペック
■製造:1970年代前後 推定
■生産国:MADE IN ENGLAND
■ブランド:ハーバート・E・ギブス
■サイズ(cm):幅91.5/奥行28/高112 可動棚
■素材:チーク材
商品状態
ブリビでは、経年の風合いを大切にしながら、暮らしの中で心地よく使えるように、丁寧に整えています。
・ガタつき、ぐらつきはしっかり調整し、安心してすぐ使える状態です。
・脚裏・内部・背面まできちんとクリーニングし、見えない部分も気持ちよく。
・表面は手磨きオイルで仕上げ、思わず触れたくなるしっとりした質感に。
・床を傷つけないよう、脚裏にはフェルトを設置済みです。
“やりすぎて風合いを消さない。でも、雑にはしない。”
ヴィンテージが好きな方にとって、素直に「これ、いいな」と感じていただける仕上げを心がけています。
届いた日から、これまでの時間も、これからの時間も、一緒に育てていける味わいのある家具です。
■商品の状態、搬入方法、詳細なサイズ他、お気軽にお問い合わせください。
LINEでもお問い合わせ可能です。こちらから