ちなみに、この時期、デンマークには20~30人ほどの小さな家具工房が多数あったそうです。英国と同じですね。
小さな家具工房は、自社製品はもちろん、大手の下請けなども行っていたとか。
当時の爆発的な人気を考えれば、自社職人だけでは足りないのはすごく納得しますね。
一方、英国はスコットランドのマッキントッシュMcIntoshはどうでしょうか?
1960年代には、300人~350人ほどがいたとされいます。
FRITZ HANSENフリッツハンセンと同規模ですね。
FRITZ HANSENフリッツハンセンほどの世界的な知名度はありませんが(自国内を市場にしていたので当たり前ですが)、モノは確かなブランドであります。
そう考えると、英国もまた少量生産にこだわっていたと考えられます。
少量生産というのは、アメリカ(大量生産)と比較してではないかなと思います。
ですので、デンマークも英国も少量生産で、手仕事にこだわっているのであります。
どちらでも多く使われていたチーク材は、アジアのモノで同じです。
木材の乾燥職人、削りだす人、木目を確認する人、などなど職人のレベルは同等だったでしょうから、同じ木材を使っていれば、品質は同じレベルであるのは、当たり前ですね。
実際、どちらも触りますが、同じです。
どちらも良き経年変化をしております。
もちろん一部のデザイナーズ家具に関しては、英国よりもさらに、デンマークの方が手仕事が残っていたことと思います。
一方、英国では一人親方の凝った家具をよく見られたりするのが、デンマークとは違った良い点でもあります。