イギリスの格言「What you pay , what you get 」を考える-ヴィンテージ家具店『BRITISH Vintage+(通称ブリビ )』


 

こんにちは。
イギリス人店長が選ぶ■英国ヴィンテージ家具&アンティークの専門店■
BRITISH Vintage+(通称ブリビ)のオーナーmisakiです。

 

昨晩イギリス映画を観て過ごしていたら、久しぶりにイギリスで生活していた時の色んなことを思い出しました。日本人と似ているとよく言われるイギリス人ですが、同時に全く違う視点をもった彼らの暮らし。

今日はそのひとつをご紹介したいと思います。

 

私たち日本人がよくする行動で、「これ見て見て!いくらに見える??〇〇円なんだよ。安いでしょう!!」という安くてすごいでしょう自慢というものって結構あると思います。

でも思い返すと、イギリス人は労働者階級の人たちでも安いもの自慢ってあまりなかったように思います。

 

代わりに、彼らがよく商品の価格やサービスに対して言っていたのはこんな言葉です。

 

『 What you pay, what you get  』(支払った分の価値しか、手に入らない)

 

日本語でいうと、「安物買いの銭失い」にちょっとニュアンスが似ていますが微妙に違います。

はっきりと聞いたわけではないのですが、肌感覚でイギリスにはこんな考えが暗黙の了解としてあるように感じます。

 

安物を喜んで買うことはクールではない。
安いものはどこかで歪み(ひずみ)がでている。

 

例えば安いからといって大手のチェーン店でばかり買い物していたら、地元の個人商店や八百屋がつぶれてしまう。

もしくは海外で安く製造されてきた製品を「安いから」という理由だけで率先して買うことは、児童労働だったりどこかの国の労働者搾取に加担しているのではないかという問題意識。

 

誰だって同じものなら少ない金額で購入できた方が良いに決まっていますが、その自分の選択や行動がどこに繋がっていて、どんな未来を生み出そうとしているのか。そこまで考えて、自分の行動規範を決めている人たち。

 

そんな風潮に気づいたとき、「これ安いでしょう?!」と誇らしげに言っていた自分が急に恥ずかしくなったことを覚えています。

 

イギリスは個人主義で各々の個性や価値観を重んじるので、私の発言が咎められたことはもちろん一度もありませんし、「自分は自分、人は人」で自分の考えに自信をもてばいいのかもしれませんが、そもそも特に考えもなく物事を一面からしか見ていなかった私は、社会に少なからず影響や責任もつ一人の大人としての自分の未熟さや身勝手さにがっかりしたのでした。

 

その時の気づきは、少なからず今でも自分のもの選びや店選び、そしてきっと現在の職業選びにも影響をしていると思います。

 

日本はとても便利で、物や良質なサービスも豊富で 「支払った分の価値しか、手に入らない」 と感じることは少ないかもしれませんが、価値とはその物の役割というだけではなく、付随する精神的な満足感、自信、時間、それをとりまく人たちの未来や環境など実は様々な影響力をもっています。

 

イギリスの格言「支払った分の価値しか、手に入らないんだよ」

この言葉の意味は、なかなか重いのではないでしょうか。

 

 

 

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