ヴィンテージ家具とアンティーク家具を区別するたった一つの方法
日に日に秋も深まり、そろそろ衣替えしないと着るものがない!!という英国家具ブリティッシュビンテージプラス、スタッフのmisakiです。
最近は、家具に限らずヴィンテージ物がよく出回っていますね。ヴィンテージのジーンズや車は以前からもありましたが、ヴィンテージの食器やかばん、時計など。
海外モノだけじゃなく、昭和期のポップな国産ヴィンテージも見ているだけで面白いものが沢山あります。
でも、「ヴィンテージ」って一体なんなんでしょう? 古いモノのこと?
そして古い家具といえば、ヴィンテージと同様に「アンティーク」がありますが
この違い
あなたは本当に理解して使っていますか?
まず「ヴィンテージ」は英語。「アンティークは」フランス語です。
「ヴィンテージ」はもともとワインのグレードを表す言葉で、良い葡萄のとれた「当たり年」の「質の高い」ワインを意味していました。
現在ではその意味合いが派生して、「古くて希少性の高いもの」「特定の年代に製造された質の高いもの」という解釈で一般的に使われています。
感覚的には、大体作られてから25年以上の年代物でしょうか。
一方「アンティーク」は
古くて価値のあるもの、という意味ではヴィンテージと同じですが、一番の違いは
それが作られてから100年以上経っているかどうか、ということです。
100年以上経っているコレクションに値する年代物のみが、本来はアンティークになるわけです。
「え?!じゃあ私がアンティークだと思って買ったアーコールチェアって
本当はアンティークじゃないの?」
と心配になる方もいるかもしれません。
厳密には100年が一つの区切りとなっていますが、アンティークの本場イギリスでも、車の場合は25年を過ぎていればアンティークカーと見なされるなど特例的な解釈もあり、
現代では「アンティーク」の定義はかなりゆるいものになっています。
日本でも同様に、アンティークやヴィンテージは年数というよりも
そのスタイルや風合いによって分類され総称されていることがほとんどです。
もし、アナタが本当の意味での「アンティーク」を求めているなら、
ぜひ販売店に確認してみることをお勧めします。
この点をしっかり理解して説明のできるお店なら、まずは安心できるお店だと思いますよ。