ビンテージ家具買付の旅ー2016年春ー


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ただいま、イギリスにて買付真っ最中!
ブリティッシュビンテージプラス、イギリス人店長一家です^^

今年は初めてファームコテージを滞在先とし、大自然の中で動物達に囲まれながらの未知の暮らしを味わっています。

(↑写真の左にある家です!)

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広いファームの敷地内にメインの農家の家があり、その周りに4軒ほどぽつぽつと貸しコテージが点在しています。

それぞれのコテージは、元牛舎だったり馬小屋だったり。
45年前にこの広大な土地を購入したオーナーが、少しずつ改築して今のようなホリデーコテージを作ったそうです。
夏はキャンプ場もやっているそう。

ちなみに、私たちのコテージは築200年の牛舎です。今までステイした中で最古の家かも。。。
上下に分かれている玄関のドアが何とも当時の名残で、ここから顔を出していると動物になった気分がします^^

この下の写真がファーマーの家です。頑丈な石造りで本当に立派!

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私たちのコテージは一番奥地にあるため、wi-fiが届いていないということが着いてから分かり非常に焦りました。
ただメインビルディングの中に共有スペースがあり、そこでネットを使うこことが出来ホッと一安心。
時々入ってくる他の住人と挨拶を交わすのもまた楽し。まるで学生時代のバックパッカーのようです!

しかし常時ネット環境にいないなんて、いつ以来?
ある意味非常に新鮮で、何ともいえない開放感を感じたりもしています。

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出かける時には、この3匹の羊が必ず近くに寄って来てあいさつしてくれます!

他にはロバがいたり、牛がいたり・・・

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最初はファームにステイすることにあまり乗り気でなかった娘ですが、数日もしないうちにしっかり農家の子のようになりましたよ。

さて、今日もここから元気に出発。どんな出会いが待っているかな。


ヴィンテージ家具探しの旅ー2015年ー


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イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。

いよいよ、12月になりましたね。
今年も残りわずかですが、みなさんはどんな風に過ごしますか?

わが家の場合は、英国流クリスマス&日本流・年末年始という2大イベントをほぼ同時進行で行うべく
まずは『やることリスト』作りから始めました笑

これがあるかないかで、かなり気のもちようと言いますか焦り具合が違ってくるので
ちょっとテンパった時の私には、欠かせないプロセスでもあります!

 

さて、イギリス人店長一家。

2015年の英国買付の旅を無事に終え帰国いたしました!

フェイスブックの方では近況を更新していたのですが、

本日はブログでも旅の様子をご紹介したいと思います♪

まず、素敵な旅に欠かせないお宿ですが・・・

今年もとっても愛らしいコテージに泊まり、イギリスの田舎を満喫してきました?。

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こんな景色のなかにたたずむ

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昔ながらの石づくりのオールドコテージです。

イギリス人は、若い年代の人たちでも新築ではなくこういった趣きのある住まいが大好きです。

 

ただ日本のように、田舎の古民家に住んで自給自足!五右衛門風呂もあって昔ながらの暮らしを!!

というスタンスよりは、快適性重視で手を入れるべきところはしっかりモダンに改装して

美しくエレガントに住まうという新旧ミックススタイルが好まれています。

 

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特に気になる水回りは、クラシカルなスタイルながらも最新設備が取り入れられていて

とっても気持ちよく使えました。

 

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一番好きだったのが、コテージ裏側のガーデンを臨むかたちでレイアウトされたバスルーム。

イギリス人は、バスルームも一つの部屋として情熱もって作り上げると聞いたことがありますが、

ここでのバスタイムは、まさしく至福の時間でした!

 

ビックリしたのは、雰囲気たっぷりの石タイルの床が床暖房だったこと。

タイマーでON・OFFが管理されていて、朝夕の支度時間も快適に過ごせます。

なんて贅沢!

 

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梁や石壁など、室内に居ても所々に昔の面影を感じるリノベシーションスタイルが主流です。

 

インテリアには、プラスチック製品などの人工的な素材やカラーは避け

アンティーク家具を中心とした、温かみを感じる本物素材の家具や小物がおかれていました。

 

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今年は、11月の買付ということで雨も多くほぼ毎日曇りでした。

 

でもそんな一日を過ごした後に、

この古さと新しさが共存した魅力的で居心地の良いコテージに帰ってくると

本当に安心してリラックスでき、心身ともに充電することができました!

 

こと食べ物に関しては、人工的なものや添加物への関心が高い日本ですが、

私たちの住んでいる環境や住居に関しては、まだまだ学ぶべきことが多くあるのかもしれませんね。

 

さてそんな英国より、私たちが厳選してお届けするお品物の数々!

来年1月上旬には入荷を予定しております。

 

メルマガ登録されている方、会員登録されている方へは優先的にご案内していきますので

どうぞお楽しみにおまちくださいませ!

 

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ビンテージ家具・アンティーク家具 買付日記


こんにちは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

現在私たちは、イギリスにて現地買付真っ最中です。
日本は大きな台風が来ているとのこと、みなさん十分にお気をつけてお過ごしください。

週末、私たちはイギリス人も大好きなカーブーツセールに行って来ました。


カーブーツ(Car Boot)とは、イギリス英語独特の言い方ですが
車のトランクのことです。

車ごと乗り込んで設置している、日本で言うところのフリーマーケットを
イギリスでは総称して「Car Boot Sale」と呼んでいます。

真冬をのぞいては、毎週末のように各地で定期的に開催されていて
私たちは、イギリスにいた頃から好きでアチコチよく通っていました。


もちろんフリーマーケットですので、家庭内の不要品が主の所が多いのですが
時にアンティークフェア顔負けの品や、個性的な一品が持ち込まれることもあり
目が離せない場所でもあります。

特にイギリスのカントリーサイドでは、美しい自然と早朝の空気を胸いっぱいに、
目覚めのコーヒーや手作りパン・ケーキをなどでお腹を満たしながら、
のんびりと掘り出しもの探しを楽しむことができ、これ以上ない至福感を味わうことができます。


実際わたしが住んでいた頃に渡英してきた母と妹も、ロンドンなどあちこち観光しましたが
一番楽しかった場所は、「カーブーツセール!」だと言っていましたっけ笑


世界中のバイヤーが押し寄せる、大規模なアンティークフェアもスリリングで良いですが、
首からバインダーを下げて、脇目も振らず小走りしている同業者さんを目にしてしまうと
なんだか自分の求めているものとは違う・・・ような気持ちになって気が引けてしまうのです。

好きが高じて始めたこの仕事です。
大切にしたい価値観を再確認しながら、自分たちが心からこの仕事を楽しんで
ワクワクしながら続けていけたら、これほど幸せなことはないと思います。