ヴィンテージ好きなら知っておきたい!イギリスを代表するデザイン・家具メーカーのまとめ◆前半◆


イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。

 

本日は、1950-80年代を中心に数多くの素晴らしいデザインを生み出してきた 、イギリス家具メーカーとブランドを紹介します。
それぞれにストーリーや歴史があり、知っているからこそより愛おしく思えるもの。

北欧やUSA家具とはまたひと味違う,イギリス生まれのヴィンテージ家具の魅力全開です!

 


ジープラン家具の説明 G-PLAN/ジープラン(イギリス 1952-) 

G-planは、1952年に家具メーカーE.Gomme社が発表したブランドです。
様々なスタイルの家具を製作しましたが、特に1960年代にデンマーク人デザイナーによって生み出された北欧テイストの家具は、英国古来の家具職人の技術力に後押しされ世界中で大流行しました。

当時のシリーズは、近年ヴィンテージ家具としてイギリス国内はもとより、アメリカ、オーストラリアなどの欧米国でも広く人気を集めています。
イギリス人職人の丁寧なものづくりは非常に完成度が高く、観るものを納得させる確かなクオリティが備わっている一流品です!

 

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アーコール家具ERCOLアンティークヴィンテージERCOL/アーコール(イギリス 1920- )

アーコールは、1920年にイタリア移民のルシアン アーコラーニー(Luciano Randolfo Ercolani)が一代で築き上げた、イギリスを代表する老舗家具メーカーです。

アーコール特有の繊細なラインは、総無垢の家具でありながらもナチュラルで軽やかなデザインを実現。構造面でも工夫が盛り込まれ、手直しを加えながら何世代にも渡って使える実用的な家具です。現代のインテリアとも違和感なくコーディネイトでき、且つしっかりとした存在感を持つビンテージアーコール。雑誌やCM、カフェ等のメディアでも幅広く扱われています。

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マッキントッシュ,家具,アンティーク,イギリス,ビンテージ,ミッドセンチュリー AH McIntosh/マッキントッシュ(イギリス 1869-)

アレキサンダー・ヘンリー・マッキントッシュ(Alexander Henry McIntosh)が1869年にスコットランドの小さな町で始めた家具業が、現在では世界中にコレクターの存在するマッキントッシュ家具のスタートになります。当時の英国において、特に進歩的ミドルクラス層をターゲットに質の高い家具を提供し、1960年代には当時の最先端の流行だった北欧デザインをいち早く取り入れ、大きな成長を遂げました。そのスタイリッシュなデザインと素材、造りの良さは、現在のイギリスでも非常に高く評価され、ジープランを超えて熱望されるビンテージ家具メーカーでもあります。

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ネイサン家具の歴史 NATHAN FURNITURE/ネイサン ファニチャー(イギリス 1916-)

ネイサン ファニチャーは、1916年にロシア生まれのバーネット ネイサン(Barnett Nathan)がイーストロンドンで手作りの家具を販売したことが始まりです。戦時中は政府向けの弾薬箱の製作をして生計を立てるなど、厳しい状況下でも不屈の精神でビジネスを成長させた誇り高きメーカーです。

1952年に息子達がビジネスに加わると、事態は急速に発展しました。彼らは良いデザインに投資する必要性、ダイニング家具にフォーカスして事業を展開しました。1963年には当時最も求められていた北欧デザインの家具作りに専念し、シンプルでエレガント、実用性と品質の高さを兼ね備えた家具を多く生み出しました。現在でも当時の伝統を守って製造を続けている、数少ないメーカーの一つです。

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ジェンティークビンテージ家具イギリス北欧JENTIQUE FURNITURE / ジェンティーク(イギリス 1930年代-)

JENTIQUE(ジェンティーク)社は、有名なおもちゃ職人であったご主人とその奥さんというJenkins(ジェンキンス)夫妻が創業した家具メーカーです。

どこか愛嬌のあるデザイン、フェミニンな優しさを感じるデザインなど、異色な経歴をもつジェンティークならではの特徴があります。国内ではまだあまり知られていませんが、G-planやNathanなどと並ぶ良質なブリティッシュビンテージモダン家具として、イギリス国内や欧米諸国でその魅力が高く評価されています。

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ヤンガー家具イギリス北欧ビンテージ

A YOUNGER Ltd. / ヤンガーファ二チャー(イギリス)

ヤンガーファニチャーは、1950年~60年代にかけて特に見識の高い裕福な層をターゲットに、小ロットの家具を一流の職人達につくらせ、限られた特別な人たちだけが手にいれることのできる最高級の家具を生み出してきました。

代表デザイナーJohn Herbertを筆頭に、当時誰よりも早く北欧デザインを取り入れたのもヤンガーファニチャーです。常に近代的で洗練された家具づくりのパイオニアとして、現在でも隠れたコレクターの多いメーカーの一つです。デザインもさることながら、その造りと素材の良さは今見ても圧巻です!

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ネットショップ経営者の私がネットショップ詐欺にあった話。


イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。

 

やらかしてしまいました。

私、ネットショップの経営者でありながら
ネットショップ詐欺にひっかかってしまいました(涙)

 

本日は、そんな話です。

 

思い返せば、どうしてそんなことになってしまったんだろうと思います。
普段は、とても慎重で用心深い私が。

 

探していたのは、職場で使うマウスパッド2枚でした。
自分の分とスタッフさんの分と。

 

いつもどおりAmazonでレビューを見ながら商品に目星をつけ、
これでいいかなと思いながらも、商品名で再検索をしてしまったのが悪かったんだと思います。

 

同じ商品を「20%割引」で販売していた、商品数がやたら多い事務用品のネットショップ。
その商品を買う事はもう決めていたので、「安さ」につられ、何も思わず
そのお店でマウスパッド2枚をクレジットカード決済しました。

 

注文の確認メールがすぐに届かなかったので、少し変だなとは思いながらも数日そのままやり過ごしました。しかし、いくら待っても商品が届かず。

 

注文から1週間経ち、さすがに何かおかしいと思い連絡を取ろうと改めてHPの記載を隅々まで見ると、
メールアドレス、住所、責任者の名前は記載ありましたが、電話番号は記載なし。

 

すぐにメールを送りましたが、何通送っても音沙汰無し。
次に住所を検索してみると、その場所には全然関係のない歯医者が。
その番地のあとに近所のマンション名と部屋番号を付け足した架空の住所でした。

 

これは絶対おかしいと思いカード会社に連絡をとると、代金だけはしっかり請求されているとのこと。
しかも請求しているのが、中国の会社!! ここまできて、とても怖くなりました。

 

日本のサイトをそのままコピーした偽ホームページによる詐欺行為。
カード会社の話では、結構よくあるそうです。

 

詐欺ページかどうかを見極める一つの判断基準としては
「固定電話の番号の記載があるかどうか」だそう。

また極端に安かったり変にお得感のある店も、やっぱり怪しいそうです。

 

結局、カード会社にて引き続き調査を続けるという事で話は終わりました。

 

今回、被害額は数千円程度。金銭的な被害は大きくありませんが、こういうことが実際にあること
ネットにそこそこ通じていると自負している自分、しかもネットショップ経営者である自分が被害にあったことがショックでした。

 

もしかしたら、ネットへの過度な慣れが逆に慎重な判断をにぶらせたのかもしれません。
その後、結局同じ商品を安心のAmazonで購入したことは言うまでもありません。

 

こんなに沢山のネットショップの選択肢がある中で、その場だけの安さやお得さのために
毎回毎回違うお店を利用するのは、ある意味これからもっともっとリスクが増えていくんだと思いました。
自分の情報を無数の人たちへ開示していくことやセキュリティの意味でも。

 

今回の一件で私が学んだ事は、

一人の消費者として、その場だけの安さにつられず、信頼できるお店かどうかをしっかり見極めて買うように気をつけること。

そして一人のネットショップ経営者としては、お客さんに不安要素や余計なストレスを与えず、迅速な対応で一貫したサービスを提供し続けるAmazonのようなお店を私は目指さなければいけないということ。

 

私が利用したお店は、今でもネット上に普通に存在しています。
誰かが被害届けを出さない限り取り締まれないのでしょうか?

 

なんだか悶々としてしまいます。みなさんも気をつけてくださいね。