センスの良いアンティーク&ビンテージ家具いろいろ入ってマス!


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こんにちは!

イギリス人オーナーのアンティーク家具店「ブリティッシュビンテージプラス」のmisakiです。

先週末。

奇跡的な晴れ間にめぐまれ、無事にコンテナの荷下ろしが終了しました?!

イギリスの港から名古屋港まで5週間という長期の船旅にも関わらず、わずかなダメージのみでとりあえずは一安心。

積込時はフォークリフトを使用しているのですが、日本について荷物を降ろすときは全て手作業。

この段差がなかなかキツい!

作業に与えられた時間は3時間。これを超えると超過料金がかかるんですよ?。

 

そしてコンテナがくるときにいつも思うのですが・・・

この3時間近い肉体労働の間、コンテナを運んで来てくれたドライバーさんはゆっくりカーテンなんか閉めて休憩されている模様(たぶん)

よし!転職する時はコンテナドライバーになろうと(笑)

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そして、いつものことながら全ての通路が埋め尽くされました。

ここから一点ずつ梱包をはずしていく作業は、プレゼントを開けるときみたいで一番楽しい瞬間♪

 

「どれをうちの子にしようかな?」といろいろと物色していると・・・

サイドボードの中からあるものを発見!

 

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大事そうに引き出しの中の封筒に入っていたのは、大量のカード。

あふれる好奇心。ちょっとドキドキしながらのぞいてみると・・・

「結婚25年記念おめでとう」と「引っ越しおめでとう」のカードが合わせて30枚程度。どれくらい古いのかな?絵柄もなかなかレトロ。

親戚からだったり友人からだったり、「お母さん、お父さんへ」で始まっているものがあったり。想像力がかき立てられます。

 

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中に一枚こんなカードが。

「新居おめでとう」のメッセージと共に貼付けられていた家の写真。イギリスの平屋で一般的にバンガローと呼ばれるお宅。

この家がおそらく、みんなに祝福されて新しい暮らしをはじめた主人公ミスター&ミセスの新居?

娘と思われる人からは「これからゆっくり静かな日々をたのしんでね」の言葉が。

 

イギリスでは、その時々の暮らし方に合わせて一生のうちに何度も住まいを変える人が多くいます。

特に定年後や本格的に高齢になる前に、階段のないバンガローに引っ越すというのはよく聞く話。

このご夫婦もそんな道を歩んでいたのかなぁ・・・と思いを馳せているうちに、目の前のサイドボードが急に色鮮やかに見えてきました。

 

どれもこれも、誰かさんにとっての思い出深い品物ばかり。

大切に愛して暮らしてきた、その想いに失礼のないよう。

 

足の踏み場もないほどの宝の山に囲まれ、妙にしあわせで落ち着く心地よさ。

みなさんにも、これからお届けしますね^^

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