買付日記 Dec 2012 ②


こんばんは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

いよいよクリスマスが迫ってきました!
ポール店長の故郷ストラウドに滞在している私たちですが、こんなカントリーサイドの町中にも
クリスマスプレゼントを買うのに大忙しな人たちが溢れています。

この時期になると、年末の日本の「よいお年を」と同じように、別れの挨拶は
「Have a lovely Christmas!」(素敵なクリスマスを)となってきます。

イギリスでは、クリスマスは完全にファミリーの為の行事です。
25日は祝日で、ほぼ全ての店やサービスが休みになるので、普段忙しい人も
家族水入らず、楽しい時間を過ごしてね、とそんな思いが込められています。

一見楽しそうなクリスマスですが、イギリス人にとっては結構悩みの種でもあります。
日本の年賀状のような存在のクリスマスカード書きが大変、というのもひとつありますが、
一番はプレゼントです。

それは、イギリスではクリスマスプレゼントを家族全員で送り合い、しかも送るプレゼントは
複数であることが普通なので、プレゼント選びにかける時間やその出費が馬鹿にならないからです。

私も初めてのイギリスでのクリスマスの時に、セーター一枚をポール店長にプレゼントしたら、
お返しがプレゼント5個もあって、すごくビックリしたことを覚えています。
しかも、それらのプレゼントは別々にラッピングされるので、さらにセーター一枚の少なさが
際立っていました。。。(^_^;)

きっと、包みをワクワクしながら開けるというところに、イギリスのクリスマスの
全てがあるように思います。

そんなわけで、町のみなさん大忙しでプレゼントを買い集めているのです!

私たちはというと、コンテナに詰める家具の梱包に大忙しです。
今回はG-planの家具の仕入れを強化し、レアものも含めて多数入手することが出来ました!

探しているアイテムがある方は、ニュースレターの読者登録をして頂きますと
詳しい内容を優先的にお届けしますので、ぜひどうぞ!

それでは、日本の皆様も、素敵なクリスマスをお過ごしくださいね
私たちも、買付あと一週間頑張りまーす!


買付日記 Dec 2012①


こんにちは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

本日は、二日前に到着したイギリスよりの更新です。
悪天候での飛行機の遅れを心配していましたが、無事に到着しました!

朝起きて、さぁ今日から頑張るかっと気合を入れてカーテンを開けた7AM。
真っ暗な空を見て、 あーイギリスに帰ってきたなぁと実感しました。
日本人的には朝だということが信じ難い、完全なる黒の闇。
日の短いイギリスの冬の一日は、こうして始まります。

クリスマス一色のこの時期のイギリスは、あちこちで賛美歌が聞こえ、
スピリチュアルで神聖な特別の空気を感じます。
寒いですが、個人的には夏の次に好きなシーズンです。

まずは、挨拶まわり。
5ヶ月ぶりに再会する仕入先の馴染みの顔が、温かく長旅の疲れを癒してくれます。
しばらくはお互いの近況報告。
改めてイギリス人のユーモアや人情み、ポジティブさを実感し、この国の人たちの
懐の深さのようなものを感じます。
一見シャイで閉鎖的にも思えるイギリス人ですが、一旦心を開くと、本当に
人間らしい魅力溢れる人たちが沢山います。

今回の仕入れでは、G-planを強化し、アイテムとしてはサイドボード、コーヒーテーブル、
ダイニングテーブルセットに力を入れたいと思っています。

既に一目惚れアイテム続出中で、HPにUPできる日が待ち切れません!!


教科書にはのっていない!使えるイギリス英語④


こんにちは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

昨晩は、また東北で地震がありましたね。
復興に向けて前進している最中、例え被害がなかったとしても揺れを感じるだけで
あの時の恐怖が蘇ってくる、そんな東北の方々の気持ちを思うと胸が痛みます。
緊迫した様子がニュースからも伝わってきました。

さて、今日は日本人なら誰でも知っている簡単な英単語。
でもほとんどの人が、簡単がゆえにニュアンスを間違えて使っていて、実は失礼!?
というものをご紹介します。

それは

「Really?」 

です。

日本語でも会話の中で、「え?本当?」「そうなの?」という相槌の打ち方は日常的に使われますよね。
しかし、そんな気持ちで「Really?」(本当?)なんてイギリス人に言ってしまうと、内心ムッとされることが
結構あるんです!

それは「Really?」 が、実は感覚的には「えー?そうなの?それって本当なの??」と言ったニュアンスで、
相手にとっては「それ嘘なんじゃないの?」と言われているような、疑われているような印象を持たれてしまう
ことがあるからなんです。

これ意外と知らない人多いです。
直訳してそのまま使ってしまいがちですよね。

では、そのようなシチュエーションでどんな受け答えや、相槌が適切かと言うと・・・

「Do you」 「Are you」 「Did you」 といったものがあります。

例えば
「I had my hair cut yesterday」 (昨日髪の毛切ったんだ~) 
と相手に言われたら、

「Did you?」(へーそうなの?)

といった感じで、過去形の文には過去形で「Did you?」と返します。

もし食事に行った先で、
「I am so full」(お腹いっぱーい」
とかだったら

「I am」と言っているので、「Are you?」 といった感じです。

また文末を上げたり、下げたりというイントネーションのつかけたの違いで、「そうなの?」「そうなんだー」と
感情の違いを表します。

もちろん、「Really」を使う場面もありますよ。
例えば「今日ベッカム見ちゃった!!」とかだったら、驚いた表情で「Really?!」で大正解ですよ〜♪

参考にしてくださいね。
ではまた。