届け、たくさんの方のもとへ!


こんばんは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

今日は、嬉しいことがありました!

ブリティッシュビンテージプラスのOPEN以来、ずっと取り組んできていたフライヤーが、
やっと出来上がってきたのです!!

「何でもやってみよう」精神でチャレンジする私ですが、このフライヤー製作は思いの他
難航していました。

大抵のことはハウツー本を参考にして独学するのですが、今回の印刷物に関しては
家で年賀状をプリントするのとは全然勝手が違って、業者に印刷を頼もうにも、
業界用語の意味が全く分からずお手上げ状態でした。

そのため、HPデザインの段階からお世話になっているプロのグラフィックデザイナーの先生に、
印刷の基礎を一から教えてもらいました。

広告物というお店の顔にあたるものを、素人の自分が作って本当にいいのか、
「もう先生に作ってもらった方が、綺麗だし早いし頼んじゃおう」

と葛藤して諦めそうになりながらも、
何度も写真を撮り直して、レイアウトやフォントを変更して仕上げました。

今日、うん千枚というフライヤーになって帰ってきた自分のデザインを見て・・・
出来は90点かな、と思います。

でも、初めてにしてはよく出来たと、ちょっと自分を褒めてあげたいです。

今回のことで、何事も本当に経験だなと思いました。
最初に、絶対無理だと思っていたことでも、やってできないことはないし、
一つやり遂げることで、知識やスキルとなり自分の財産として蓄えられていくというのは
かけがえのないことだと思いました。

このフライヤー、今日以降発送の商品には一緒についてきます!
ご注文くださったお客さま、当店の雰囲気が伝わるような仕上がりになっています。
どうぞご覧ください。

またイベント時には、沢山の方に手渡しできたらと思っています。

そして、うちの店においてもいいよ!と言ってくださる心優しいショップオーナーさま等、
もしいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!!

最後になりましたが、吉村先生本当にありがとうございました!(ペコリ)


ヴィンテージ家具業界の秘密■お値段のはなし■


こんばんは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

このブログを読んで下さっているみなさんは、おそらくヴィンテージアイテムに興味のある方々
だと思いますが、

ここだけの話・・・
ヴィンテージ物って、値段に大きなばらつきがあると思いませんか?

私も商売上、他店の価格リサーチをすることがあります。
そして、私たちと全く同じものがすごい値で販売されていることを目にして、正直驚くこともあります。

当店では、「良いもの」を「適正価格」でお届けすることを、目指しています。

「適正価格」で販売するためには、「適正価格」で入荷することが必須なのですが、
当店の場合はイギリス人店長という強みを最大限に生かして、仕入れには特に力を入れています。

値の張る大手アンティークディーラーはなるべく避け、ローカルな人だけが知る蚤の市や
おじいちゃんのやっている古道具屋、電話やネットもない中古家具ショップ、地元のオークションなどを
ディープに地道に開拓しています。

イギリス国内での輸送や輸出手続きも、出来ることは自分たちでやり、出来ないことは
日系ではなく、良心的な現地の会社にお願いしています。

現地での取引は、イギリス国内に所有する銀行口座を使用することで、為替変動に影響を受けず
安定して入荷できる仕組みがあります。

また、店舗を持たず、郊外の倉庫からネット販売することで固定費を低く抑え、その分
販売価格に還元するようにしています。

当店は、このようなスタンスでお店運営していますので、
探していたアイテムが当店でお値打ちに販売されていたとしても、決して心配しないで下さい!!
クオリティーが劣る、と言うわけでは決してありませんので。

「お金持ちの誰かさんの為のモノ」ではなくて、 「頑張れば、誰でも手が届くヴィンテージアイテム」
そんな位置づけで、イギリスに眠るたくさんの素晴らしいヴィンテージ品を、これからも紹介していきたいと
思っています。

来月は、仕入れの旅が待っています!
どんな名品に出会えるか、今からワクワクしています。



イギリスの一日が25時間になるフシギ。


こんばんは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

気がつけば、10月ももう終わりですね。
10月末と言えば、イギリスでは一日が25時間になる日があるんですよ!

不思議ですね~。

これはハリーポッターとは何の関係もなく、「サマータイム」という夏時間が終了になるためです。

サマータイムとは、夏の間、太陽の出ている時間帯を有効に利用する目的で始まったシステムで、
イギリスでは約100年前から行われています。

具体的には、今年の場合だと3月25日の午前2時に時計を一時間早めて3時にしたのが夏時間の始まりで・・・
10月28日の午前2時に時計を一時間戻して、標準時間に戻ります。
だから一日が25時間!となる計算ですね。

イギリスに住んでいた頃は、この時計の針を動かしてもいい日!、という大真面目な常識が、
なんとも非日常的でおもしろかったです。

イギリスの夏は本当に日が長いのですが、このサマータイムも影響して、20時が日本人の
感覚で14時くらいの明るさという日も7,8月は少なくありません。
仕事を終えてから、平日にBBQというのもよくある光景でした。

「太陽の明るいうちに仕事をし、夜の余暇時間を延長できる!」
そんなワーク&ライフバランスを重要視する、まさにイギリス人らしいシステムとも言えますね。

とは言ってもこのサマータイム、過去に日本でも実施されていたことがあるんですよ!

時は、戦後間もない1948~51年の3年間です。
日本がアメリカの統治下にあった時代ですね。
お堅いイメージの日本でもこんな策がなされていたとは、当時の人たちはどんな思いだったんでしょう?

さて、イギリスに話を戻すと、かの有名なビッグベンは、サマータイム時には手動で針を直しているそうです。
時計を止めるついでに、普段は出来ないメンテナンスもしているそうです。

こんなところにも、古いものを安易に新しくするのではなく、受け継がれてきた財産として
大切に使い続けるイギリス人の姿がありますね。

あんな大きな時計の針が変わる瞬間、一度見てみたいものですね!