教科書にはのっていない!使えるイギリス英語④


こんにちは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

昨晩は、また東北で地震がありましたね。
復興に向けて前進している最中、例え被害がなかったとしても揺れを感じるだけで
あの時の恐怖が蘇ってくる、そんな東北の方々の気持ちを思うと胸が痛みます。
緊迫した様子がニュースからも伝わってきました。

さて、今日は日本人なら誰でも知っている簡単な英単語。
でもほとんどの人が、簡単がゆえにニュアンスを間違えて使っていて、実は失礼!?
というものをご紹介します。

それは

「Really?」 

です。

日本語でも会話の中で、「え?本当?」「そうなの?」という相槌の打ち方は日常的に使われますよね。
しかし、そんな気持ちで「Really?」(本当?)なんてイギリス人に言ってしまうと、内心ムッとされることが
結構あるんです!

それは「Really?」 が、実は感覚的には「えー?そうなの?それって本当なの??」と言ったニュアンスで、
相手にとっては「それ嘘なんじゃないの?」と言われているような、疑われているような印象を持たれてしまう
ことがあるからなんです。

これ意外と知らない人多いです。
直訳してそのまま使ってしまいがちですよね。

では、そのようなシチュエーションでどんな受け答えや、相槌が適切かと言うと・・・

「Do you」 「Are you」 「Did you」 といったものがあります。

例えば
「I had my hair cut yesterday」 (昨日髪の毛切ったんだ~) 
と相手に言われたら、

「Did you?」(へーそうなの?)

といった感じで、過去形の文には過去形で「Did you?」と返します。

もし食事に行った先で、
「I am so full」(お腹いっぱーい」
とかだったら

「I am」と言っているので、「Are you?」 といった感じです。

また文末を上げたり、下げたりというイントネーションのつかけたの違いで、「そうなの?」「そうなんだー」と
感情の違いを表します。

もちろん、「Really」を使う場面もありますよ。
例えば「今日ベッカム見ちゃった!!」とかだったら、驚いた表情で「Really?!」で大正解ですよ〜♪

参考にしてくださいね。
ではまた。


嬉しいお客さまの声


こんばんは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

12月に入り、なんだか気忙しくなってきました。
年賀状に、大掃除・・・
来週出発の買付けで家を留守にする前に、片付けておかないことは山ほどあり(汗)
世間より一足早く師走を感じている今日この頃です。

さて、本日は先日ロイドルーム・アンティークセットを購入して頂いた、お客さまのメッセージを紹介します。
(ご本人の了承を得て、原文のまま公開しています。)


本日の夕方、早々と
ロイドルームチェア&ランドリーバスケットを受け取りました。
丁寧な梱包でしたので、おかげ様で無キズな状態でした。

店主さまのおっしゃるように、とても魅力的な色合いに胸キュンでした。
状態も綺麗で、写真で見た以上に素敵で、改めて惚れ直しました。
ランドリーバスケットも一緒に購入して本当に良かったと思いました。
必ず、大切にします。

有り難うございました。

(長崎県 Kさま)


kさま、メッセージありがとうございました!
今回の商品は、当店では珍しくチェアとバスケットのセット販売をしていました。

セット販売にした理由は、この二つはお揃いのアイテムとして入荷したので、別々よりは一緒の方が
何倍も素敵というコーディネート上の理由。
そして、これまで何十年もどこかのお宅で共にに過ごしてきた家具たち、という過去を想ったとき
新しい持ち主のもとへも出来るだけ一緒に届けてあげたい、という個人的な思いがあったからです。

Kさまは、もともとチェアだけを探されていたお客さまだったのですが、当店の趣旨をご理解頂いて、
セット購入して頂けました。
そのような過程があったので、今回このようなお言葉が聞けて私たちも本当に嬉しいです。

当店では、基本的に自分たちの「いいな!」と思った商品のみを厳選してセレクトしています。
そのため、一つ一つのアイテムには何らかの思い入れや愛着があり、送り出すときは少しばかり
センチメンタルな気持ちになったりもします。

なので「大切にします」というお客様のお言葉は、何よりも一番嬉しいです!
素敵なおうちにもらわれていったんだなぁ~と温かな気持ちになります。

こんなふうに一つのモノを通して心が通い合い、「感動が生まれる」のも
どこでも買える大量生産品ではなく、一点モノ、ビンテージ・アンティーク品だからこその魅力だと
思います。

当店では、オープン以来すでに多くの素晴らしいお客さまとの出会いがありました。
本当に嬉しい限りです。

素敵なお客さまとの日々の出会いに感謝しつつ、外の冷たい空気を横目に心はポカポカな一日でした(o→ܫ←o)


教科書にはのっていない!使えるイギリス英語③メンタル編


こんばんは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

明日は12月1日。

ポール店長が、ここ数ヶ月心待ちにしていた日がとうとうやってきます!

というのは、明日公開になる「007 スカイフォール」の話。

ボンド役は、前回に続きイギリスを代表する渋い男ダニエル・クレイグ。
ロンドンオリンピックの開会式で、エリザベス女王のエスコート役としても抜擢された彼が、
今度はどんなジェームズ・ボンドを見せてくれるのか、私も結構楽しみにしていました。

アデルの歌う主題歌も、またヘビーでカッコいいですね。
あのメロディーが頭から離れません。

ところで、ジェームズボンドの名言と言えば、

「Bond , James Bond」

ボンドが自分の名前を名乗る時に、全作品で繰りかえし使われてきた台詞ですね。

普通は自己紹介は「My name is~」もしくは「I am ~」と私たちは学校で習ってきましたが、
実際の会話の中では、自己紹介に限らず省略して話すことは意外と多いです。
また必要なことが伝われば、文法などには深くこだわらずに話してしまった方が、
結果タイムリーに会話が進む、ということもあります。

例えば、誰かに「What did you buy at the shop?」(お店で何買ったの?)
と聞かれたとしたら、
buyの過去形は・・・なんて考えてると会話に乗り遅れてしまうので、
「A bag」でも「Books」でも何でもいいのですが、相手が一番興味を持って知りたがっていることを
さっさと答えてしまった方が、「どんなバッグ?見せて」と会話が広がります。
逆に文法が完璧でも話に中身が無かったら、イギリス人は日本人が驚くほどあからさまに
退屈だという空気を醸し出します!(恐)

私が今まで見てきたなかでも、日本人ほど英語に対して苦手意識を持って萎縮している
国民はいないと思います。
韓国人でも中国人でも、理解しないほうがおかしいとでも言いたげな強気な態度で、
堂々とブロークンイングリッシュを話しています。

きっと私たちに足りないのは、語彙や美しい発音なんかではなく、この意気込みなんだと思います。

私が初めて生きた英語のなかに入って行ったのは、20歳のときでした。
今でこそ英語は怖くないと言えますが、ここまでの道は決して楽な道ではなく、
悩んで、恥をかいて、挫折して、自己嫌悪して、時に泣いてのイバラの道でした。
そして、この道はまだ先に続いています。

そんな中で感じたこと。

出来ない自分を責めるのではなく、日本語以外の言葉が少しでも話せる自分って
なんて凄いんだろう!」と思うだけでも、全然気持ちが違ってきます。
しかも私たちは読み書きも出来るのですから、実際かなりレベルは高いんですよ。

現に第二外国語の使えるイギリス人は・・・今まで会ったこと、ほぼゼロです!

控えめで謙虚な自分は国内限定にして、

「日本語の話せないアナタのために、英語で話してあげているのよ」

で、向き合ってみませんか?

なんか気分いいですね!