どう違う?北欧ヴィンテージとイギリスヴィンテージ-英国ヴィンテージ家具『BRITISH Vintage+』


こんにちは。
イギリス人店長が選ぶ■英国ヴィンテージ家具&アンティークの専門店■
BRITISH Vintage+(通称ブリビ)のオーナーmisakiです。

いよいよ今年も引っ越しシーズンがやってきましたね。新生活に備えて家具探しを始めている方も多いのではないでしょうか?

今日は、ヴィンテージ家具好きのなかでも混同したイメージをもたれやすい、北欧ヴィンテージとイギリスヴィンテージの違いを紹介したいと思います。

まず意外と間違えている方がいてびっくりしますが、イギリスは北欧ではありません!「北欧」はその字のとおり「北のヨーロッパ」を指していて、具体的にはデンマークスウェーデンノルウェーフィンランドアイスランドの5か国を指しています。その中でもデンマークの家具が特に有名で、北欧ヴィンテージというと、一般的にはデンマーク製であることが多いです。

一方イギリスは皆さんもご存知のように島国です。そのため今回のEU離脱にも象徴されるように、地理的にはヨーロッパでありながらも、その土地で暮らす人たちの肌感覚は若干ヨーロッパの人とはかけ離れていて、独自のプライドをもって存在しているような雰囲気です。例えるなら、日本vs中国大陸みたいな感じでしょうか。

デンマークは親で、イギリスは子・・・

まず生産国が違うということはよく分かりましたが、それではどうしてこの2国のヴィンテージ家具は混同されやすいんでしょう?

それはデザインの類似性にあります。

みなさんも、ウェグナーやヤコブセンという名前を聞いたことがありませんか?北欧インテリアの世界で巨匠と呼ばれる有名デザイナーです。

 

ハンス・ウェグナーhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ハンス・J・ウェグナー
アルネ・ヤコブセンhttps://ja.wikipedia.org/wiki/アルネ・ヤコブセン

今から60年ほど前に、北欧出身の彼らが生み出したこれまでとは違うシンプルでスタイリッシュなデザインの建築物や家具。これらが当時の大きなトレンドになりました。

その頃、まだ装飾たっぷりなアール・デコやゴシックスタイルの家具をつくっていたイギリスにとっても、そのデザインは革新的で魅力的。

もともとイギリスに根付いていた高度な製造技術、それに北欧のデザインを融合させて生まれたのが、現在の英国ヴィンテージ家具ということです。

 

 

ここが違う、イギリスヴィンテージ。

 

それなので私たちから見ると、北欧ヴィンテージと英国ヴィンテージは、やっぱり似ているようでも、仕上がりやデザインが少しずつ違っているという印象を受けます。

もちろん私たちはイギリスヴィンテージが好きなので、かなりのひいき目線にはなりますが!!(笑)

二番煎じのイギリスヴィンテージだからこそオススメしたい、いくつかの理由があります。

イギリス製はデザインがしっくりくる

北欧家具をみると、わたしの場合はちょっと上品な優等生すぎて物足りなさを感じてしまいます。もしくはあまりにも出来すぎたクールデザインだと、逆にオシャレすぎて落ち着かないと思ったりもします。

その点イギリス製の場合は、北欧のシンプルデザインを進化させた、独自の個性や面白みのあるデザインが多く、見ていて楽しくなるような味わい深さを感じます。

メリハリのなかにも適度に力が抜けていて心地よいデザイン。愛嬌があってわたしは大好きです。

造りがしっかりしている

北欧家具ももちろんしっかりしていますが、頑丈さという意味ではイギリス製の方が優っていると思います。北欧家具は細脚に代表されるように、優美で華奢な印象のスタイル。使う人の視点にたった合理的な工夫も、イギリス家具ではよく見られ「なるほどー」となることもよくあります。

値段がまだ現実的

老舗北欧家具の場合、すでに値段が高騰しきっています。デンマーク製で車一台買えそうな値段の椅子とかありますよね。いいものは値段が張るのは分かりますが、一定レベルを越えると、ちょっと現実的ではないような気がします。

その点イギリスヴィンテージの場合は、ニトリと比べればもちろん高いですが、全く手が届かないわけではなく、価格と質が見合った選択肢だと思います。

例えば20万円のサイドボードでも1年で見れば1日当たり500円程度、10年で見れば1日当たり50円で所有できると思えば、十分に納得できる価格ではないでしょうか? 

そのうえ、家具は車のようにモーターがついていて壊れるということがありません。たとえ修理が必要になったとしても、どれもアナログで再生可能なものばかりなので、本当に一生もの。もしくはそれ以上。

ましてやそこは、車とは比べものにならないくらい、あなたが毎日多くの時間を過ごす場所。なけれなないで過ぎてしまいますが、健全な食生活や運動と同じくらい、住環境は私たちの心の健康に大きく影響していると思います。

 

 

北欧は優等生タイプ、イギリスは・・・

皆さんの学生時代をちょっと思い出してください。

いつも品行方正で真面目な優等生タイプ以外に、おふさげキャラだったり、スポーツ万能だったり、ちょいワルだったり、漫画が上手かったり・・・そんな個性強めな庶民派キャラ。いませんでしたか?

あなたの学生生活をかけがえのないものにしてくれたのは、どちらのクラスメイトでしたか?

 

雑多な、でも多種多様に暮らしを色濃く彩ってくれ、知れば知るほど奥深く面白い。それが私にとってのイギリスからやってきたヴィンテージ家具との毎日です。

効果は簡単には見えないからこそ、多くの人がないがしろにしている住環境。私たち家族も子育てしながらでできないことも沢山ありますが、その中でも今できることを少しずつ取り入れて、少しでも心地よい時間が過ごせたらいいなと思っています。

みなさんにも、イギリスヴィンテージならではの魅力が伝われば嬉しいです^^

 


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本当のイギリスを知りたいなら-ヴィンテージ家具店『BRITISH Vintage+(通称ブリビ )』


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みなさんは、Amazonプライムビデオは活用していますか?

わが家でもプライムビデオを使うようになってから、DVDをレンタルする機会が激減しました。自宅ではApple TVを使っているのですが、普通に映画として大画面で見られるので重宝しています。

映画を見るときは、やはりイギリス映画が好きでいつも探してみています。イギリス映画はハリウッドのような派手さは一切ありませんが、そこが最大の魅力。美男美女ではない普通の人たちの織りなす、地に足の着いたヒューマンドラマは観ていて実に引きこまれるものがあります。

最近面白かったのは、2016年に制作された「わたしは、ダニエルブレイク」です。家具屋の性で、映画を見るときにもインテリアチェックには余念がありませんが、今回もイギリスを代表するG-planのブラック&トーラのルームディバイダーがしっかりとして登場していましたよ!

反社会派として有名な、ケン・ローンチ監督の作品です。ここには日本人が思い描く華やかな「イギリス」のイメージは一切でてきません。アフタヌーンティも、イングリッシュガーデンも、おしゃれなカフェも。

ここで描かれているのは、まさしく今イギリスが直面している『貧困』です。そしてこの貧困の姿こそが、私がイギリスに住んでいたときに目にしてきたものそのものでした。シングルマザー、教育格差、社会福祉など、今の日本でも懸念されるたくさんの社会問題が実に赤裸々に描かれています。

今まさに渦中の最中であるイギリスのEU離脱。ポール店長が生まれた年にイギリスはEUに加盟し、それ以来ずっと「加盟前は良かった」と聞いて育ってきたといいます。イギリスの大多数である労働者階級が支持し、実現しようとしているEU離脱。それによって、貧困をはじめとしたイギリスの社会問題がどう人々の希望どおり改善されていくのか、私も非常に興味深く見守っています。

メディアの売り出すイメージや、ちょっとした観光では見えないイギリスの真の素顔。ネガティブな話題の中にも、イギリス人の情の深さや強さを垣間みることができ、見終わった後に余韻の残る映画でした。

興味のある方はぜひ。

https://www.amazon.co.jp/わたしは、ダニエル・ブレイク-字幕版-ケン・ローチ/dp/B074Z26BXJ

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日本人に欠けている『Treat Yourself』の精神とは?-ヴィンテージ家具店『BRITISH Vintage+(通称ブリビ )』


こんにちは。
イギリス人店長が選ぶ■英国ヴィンテージ家具&アンティークの専門店■
BRITISH Vintage+(通称ブリビ)のオーナーmisakiです。

今年もいよいよ残り3週間切りました! お休みが待ち遠しいですね。

私の母は明日から友人とドイツ旅行。長年の夢だったクリスマスマーケットを見てくるそうで、とても楽しみにしています。今でも自営で仕事を続けているので、そんな風に忙しいなかにもメリハリもって元気に人生を楽しんでくれている姿は、とても嬉しく思います。

今回のタイトル 「Treat yourself の精神」 ですが、treat yourselfとは一体??

イギリス人がよく使うフレーズですが、この treat には、「ご褒美」という意味があり、直訳すると「アナタ自身にご褒美をあげる」といった意味合いになります。

イギリスに住んでいた頃、イギリス人は日本人に比べて自分をいたわったり、ねぎらうことが上手い!とよく感じていました。いつも頑張っている自分へ、ちょっと奮発して気にいった洋服を買ったり、スパにいったり、普段は控えている甘いケーキを解禁したり・・・。

いくつになっても、自分の誕生日には仕事を休んで一日めいっぱい好きなことを楽しむという人達が、過去の職場には沢山いました。自分の心や身体を大切に、適宜にご褒美をあげながらメリハリをつけて人生を楽しむ姿。「大人として、とても素敵な生き方だな~」と、少なからず今の私の価値観に影響しています。

毎日色んなことがありますが、うちに帰ってきたときに、そこに自分のお気に入りが待っているという環境は、ただの箱であるHouseを、温かくて安らげるHomeに変えてくれるものだと思います。

激動の令和元年も、そろそろ終わりに近づいてきました。今年も一年、仕事に、家庭に、学校に頑張ってきた自分へ、アナタはどんな「Treat」を贈りますか? ブリティッシュビンテージ+がお待ちしています。

年内の最終発送は、12月20日(金)受注分まででとなります。
お目当ての商品がある方は、余裕を持ってご注文頂けますようよろしくお願いいたします。

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