TURNIDGE TEAK CABINET
いきなり関係ない写真です。
いえ、関係あるのです。
こちら、ターニッジ社のものです。
何かって?
バーです。
バーカウンターです。
私としたことが、びびって買えませんでした。
売れる売れないではなく、日本で配送できないなと。デカすぎて。。
ターニッジは家族経営の会社で、独自路線を突き進んでおりました。猪突猛進!!
普通の家具屋は、ダイニングルームとか寝室で使えるものを考えるわけです。
しかし、ターニッジは普通ではないのです。
バーカウンターですから。
ちなみに、このバーカウンターは名作であります。
そのうち、バーを始める時には、これを仕入れたいと思います。
あるいは、次にこれに出会ったら、バーを始めるしかありません。
それぐらいの覚悟が必要であります。
そして、今回の商品は、キャビネット。
ディスプレイキャビネットであります。
前面がガラス張りで、棚の中が丸見えです。
ディスプレイですので、見せる・魅せるのです。
めちゃくちゃカッコ良いのです。
そして、何かディスプレイしたら、もっとかっちょいいのです。
引出し上のスペースにも、飾って良いのです。
引出しには何を入れておきましょう??
飾ったものの付属品?
あるいは、ここも何かを飾るか?
ターニッジ社は広告をあまりしていませんでした。
その分、製品の品質に充てています。
つまり、原価率が高いのであります。
最近もそういった、原価率が高い=良き材料を使っているというのを売りにしているものを見かけますが、そのはしりであります。
職人の鏡であります。
それでいて、ニッチ市場を狙っていくという、経営センスを持っているのです。
いや、違うなと気づきました私。
ターニッジ家、多分、お酒飲みだったんだと思います。
イケているバーカウンターを、自分で作りたくなったんだと思います。
ウイスキーを並べておくディスプレイが、欲しくなったんだと思います。
そう考えると引出しには、ウイスキーグラスを入れていたのではないでしょうか?
納得です。
ニッチ市場というところに目をつけ、そこに突き進んだ。
のではなく、お酒が好きで、自分が欲しいものを作ったら売れた。
こっちであって欲しいのです。
■メンテナンスとケア
クリーニング後、オイルメンテナンスをしました。
普段のケアは乾拭きにて。
半年に一度、あるいは汚れが気になった際に、HOWARD PRODUCTS社のオレンジオイルを使用すると良いです。
汚れが気になった際には、水拭きではなくオイルで汚れを落とす。
塗装され量産された家具とのケアの違いは、ただそれだけです。
古い綿100%のハンカチやTシャツの切れ端に、オイルをしみこませて磨く。
塗装は残っていますので、塗装を保護する目的です。
塗装というのは乾燥すると、お肌と同じように剥がれてきます。
オイル磨きは2~3分で終わります。その後、すぐに乾拭きしても良し。数時間おいて馴染ませてもよしです。
50年以上経過してもなお問題なし。
経年変化をさらに楽しめます。
職人の魂が入っていて、タフにできています。
■製造:1960~70年代 推定
■生産国:イギリス
■ブランド:ターニッジ
■サイズ(cm):幅91/奥行40/高133
【当店の商品は全てヴィンテージ品】
多少のキズ(僕はそれをアジと呼んでいます)は、どの商品にも必ずあります。
それは、50年経過しないと表現できないもの。
それが、ヴィンテージを求める理由。
状態に関しては、写真をたくさん載せていますので、そちらをご確認くださいね。
ご不明点はお気軽にご相談ください。
配送料↓:配送ランク=家財便E
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