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White&Newtonに関するあれこれ

ホワイトアンドニュートンWhite&Newtonの歴史 BVP解釈

ホワイト&ニュートン(White & Newton)は、イギリスの港町ポーツマスを拠点に活動した家具メーカーで、特に1950年代から1970年代にかけて人気を博しました。この時期、イギリス国内でミッドセンチュリー・モダンデザインが注目を集め、ホワイト&ニュートンはその潮流の中で独自の地位を確立しました。


White&Newtone歴史 

創業と成長

ホワイト&ニュートンの正確な創業年については記録が不明な部分もありますが、20世紀初頭から中頃に設立されたと推測されています。

イギリス南部の港町ポーツマスに工場を構え、地元の需要を中心に事業を展開しました。

ミッドセンチュリー期に入ると、北欧のデザインに影響を受けたシンプルかつエレガントな家具を生産するようになり、国内外で評価されるようになります。




White AND Newtone歴史

全盛期

1950年代から1970年代にかけて、ホワイト&ニュートンはイギリス国内の中流から上流階級の家庭をターゲットに、デザイン性と機能性を兼ね備えた家具を提供しました。

特に、洗練されたサイドボードやキャビネット、ダイニングセットが人気で、その特徴的なデザインは現代のヴィンテージ市場でも注目されています。

同時期には、イギリスの他の名門家具ブランド、たとえば **G-Plan** や **A.H. McIntosh** と並び称される存在となりました。

また、当時の流行だった北欧モダンスタイルを取り入れることで、イギリス国内での需要に応えるとともに、ヨーロッパ市場にも進出しました。

◆デザインの特徴
ホワイト&ニュートンの家具は、機能性と装飾性のバランスが取れたデザインが魅力です。特に特徴的だったのは以下の点です:

・シンプルで流れるような曲線を活かしたフォルム。
・ウォールナットやチーク材を用いた高品質な木材仕上げ。
・引き出しやキャビネット扉の削り出しハンドル(ハンドルレスデザインも一部あり)。
・収納力を重視した機能的な設計。


White AND Newtone歴史

衰退と現代の評価

1970年代後半に入ると、家具業界は量産化と低価格化の波に直面しました。ホワイト&ニュートンのような高品質でデザイン重視のメーカーは市場競争が激化し、次第に存在感を失っていきます。その後、事業は縮小または終了したと考えられています。

しかし、現在ではホワイト&ニュートンの家具はヴィンテージ市場で高く評価されています。その洗練されたデザインと職人技は、現代のインテリアにも調和しやすく、コレクターやデザイン愛好家の間で人気を集めています。

BVP流解釈

White&Newton(ホワイト&ニュートン)社。

イングランドの港町ポーツマス生まれのブランドです。

ポーツマス条約のポーツマスはアメリカで、こちらはUKはイングランドです。
歴史的には軍港の町。

様々な国に出撃し、様々な国から攻められた街。

そんな男気溢れる街で、ホワイトさんとニュートンさんによって創業されました。

ホワイトさんは木材会社を営み、ニュートンさんは家具職人でした。

その二人に、デザイナーであるアーサー・エドワーズさんが加わり、高級家具を生み出していきます。

抜群の組み合わせですよね。

文献によりますと、White&Newton社は利益の半分を職人に分配していたそうです。

家具職人へのリスペクトがさすがです。

かっこよい。

結果、名作を生み出せたんでしょう。

メンテナンスをしていると、品質の高さが分かる。

デザインも主張しないのですけど、こだわりを感じるんです。

見せないこだわりが職人ですね。

奇を衒わない。

本筋から離れない。

真摯に家具に向き合う。

ホワイトアンドニュートンとはそんな感じ。

知名度はイマイチですが、モノと技術は確かです。

店長おススメのブランドです。

出モノが少ないのですが、あったら仕入れてます。

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たぶん週刊「少年ブリビ」

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それでもまだ時間がある。
そんなときにお読みください。


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