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デンマーク家具のお話
600の工房と200の工場。職人ネットワークという“見えないインフラ”
黄金期のデンマークには、
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家具工房(møbelsnedkeri)……全国で約600〜700
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家具工場(møbelfabrik)……約150〜200
という、今では考えられないほど豊かな木工ネットワークがありました。
工房の中は、すでに分業されています。
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木取り
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突板貼り
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箱物の組み立て
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テーパー脚の加工
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仕上げと研磨
さらに、その外側には専門工房がいました。
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取手だけをつくる工房
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テーパー脚や円柱だけを挽く工房
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前板・扉フレーム専門
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研磨・オイル仕上げ専門
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真鍮金物の工房
ひとつのキャビネットには、
デザイナー+工房+工場+専門サプライヤーという、
何段もの「手のリレー」が重なっています。
結果的に、デンマークのヴィンテージ家具に、無名のものが多いのは、数多くの職人が携わっていたからこそ、でもあります。
だから、無名のもの=ザ・デンマークでもあるわけです。
丸い彫り込み取手や静かなテーパー脚など、“よく見る形”が時代のスタンダードになったのは、このネットワークの中で職人たちが形を磨き、横に広げていったからです。
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