TURNIDGEに関するあれこれ
ターニッジTURNIDGEの歴史 BVP解釈

TURNIDGE(ターニッジ)|英国ヴィンテージ家具の隠れた名門
TURNIDGE of London(ターニッジ・オブ・ロンドン)は、1933年にロンドンで設立された英国の家具メーカーです。他の多くの家具メーカーとは異なり、テーブルやチェアといった一般的な家具は製造せず、バーカウンターや本棚、ディスプレイキャビネットなどの収納家具に特化していた、非常にユニークなブランドです。
デザインの変遷と素材へのこだわり
1950年代から1970年代にかけて、TURNIDGEは時代のニーズを巧みに捉えた製品展開を行いました。
- 1960年代:北欧家具ブームの影響を受け、チーク材を用いたミッドセンチュリー・モダンなデザインの家具を数多く製造。シンプルで洗練されたフォルムが特徴で、特にバーカウンターや回転式カクテルキャビネットは実用性と美しさを兼ね備えた逸品として評価されています。
- 1970年代半ば以降:英国伝統スタイルの再評価に応じ、マホガニー材などを使用したクラシカルで重厚感のあるアンティーク調家具も手がけるようになりました。
ターニッジの希少性と価値
TURNIDGEは特定のカテゴリーに特化したメーカーであったため、他の英国メーカーに比べて生産数が限られており、本国イギリスでも市場に出回る数が非常に少ない希少なブランドです。そのため、日本国内ではさらに入手困難で、ヴィンテージ家具ファンの間では「幻のメーカー」として知られています。
状態の良いTURNIDGE製品は、コレクターズアイテムとして高い価値を持ち、特にバーキャビネットやディスプレイキャビネットはインテリアの主役になる存在感があります。
ターニッジ家具の魅力
- 北欧と英国の美意識を融合したデザイン
- チークやマホガニーなど上質な天然木材を使用
- 限られたアイテム展開だからこそ感じられる専門性
- 実用性と装飾性を兼ね備えた希少家具
TURNIDGEの家具は、使い込まれた風合いと共に時代の空気を纏っており、単なる“家具”ではなく“歴史ある美術品”のような存在です。
本物のヴィンテージを求める方にとって、ターニッジはまさに知る人ぞ知る逸品ブランドといえるでしょう。
- 2025.06.06
- 17:20
ターニッジTURNIDGEのロゴ変遷




- 2025.06.06
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