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UNKNOWN これこそ職人による逸品

頑固おやじ職人 エピソード5


英国というのは、どちらかというと薄暗く、じっとりとしたイメージです。

これは英国人自身にとっても同じイメージです。
では、しかしながらデザインを見るとそうでもないなぁというイメージをもつことがある。
英国ヴィンテージのサイドボード
このサイドボードは誰が作ったのでしょうか?

100年前の英国における家具職人の中には、移民が多くいました。
例えばNATHANなんかはロシア系の名前だそうで、当時の家具職人の本には、多くのNATHANという名前が存在しています。
なぜこのサイドボードを作ったのは誰なのかを考えているかというと、それは陰です。
陰がデザインされています。
しかしながら、前述のとおり、英国人にとって、英国のイメージには太陽はなく、影はないのです。
そんなことから、この家具は100年前に移民として英国に渡り、そこで家具職人として活躍していた人物なのではないかと、妄想をしております。
どんな故郷を思い浮かべていたのでしょうか?

頑固おやじ職人 エピソード4

無名の作品。
作り、デザイン、ともに申し分なしです。
こういうものなかの製作背景は、なかなか資料にはない。現地のものでも。
伝聞を探るしかない。
しかしながら、1960年に成人だっとすると、当時を知る人も少なくなってきた。
やはりドク博士に頼むしかないか。。

unknown。
無名の職人。
有名になろうともしなかった職人。
無名を貫いた職人。
それが職人なのである。
英国流に言えば、それがCRAFTSMANなのである。
そして、魂が込められているのである。
CRAFTSMANSHIPなのである。
ブランドものより、おススメなのである。

頑固おやじ職人 エピソード3

仕入れの話。
ブランドがあるのか、ないのか。
ありなしで、仕入れ値にそこまで大きな差はありません。
実は。
モノの良さ、それが何より大事です。
モノは良い。メンテナンスをしていれば、それが分かります。
違いはブランドのシールがあるかないか。
英国人にとっては、それだけである。
職人文化が根付いている英国では、それが当たり前なのです。
それだけなので、英国における価値は、ブランド物とそこまで変わらないのである。
ではなぜ、私がこの商品をやるのか?
言ってみれば、売値が安いから、利益は少ないのである。
しかし、ブランドという考えから離れ、本当のモノの良さとは何なのか?
一石投じたいのである。
そのために、無名の商品も扱っています。
そして、どんな家具に出会えるのか、何より楽しいのです。

頑固おやじ職人 エピソード2

ノーブランドであるにも関わらず、本日まで大切に使われてきた家具。
使うことのできる家具。
あっぱれであります。
住宅でいうと昔の大工みたいな感じでしょうか。
大手ハウスメーカーが工業化された住宅を大量供給を始めた時代。
大工もまだまだいた。
棟梁がいた。
設計図なしに家を作る。
しかし、その家の方がしっかりしていたりする。
この家具も設計図なんてものはなく、職人の経験と勘で作られたのかもしれない。
あっぱれであります。

頑固おやじ職人 エピソード1 

ノーブランドとは何かを語ります。
ジープランなど大手は製造工場を持ち、自社の販売ルートがありました。
製販一体です。
そのため、大規模な広告も打てるわけです。
一方で、英国には中小企業が多く存在していました。
60年代、70年代になると、大手家具製造会社は自社の工場では、生産が間に合わなかったはずです。
そのような時期があったはずです。
工場の生産ライン拡充はすぐにはできませんので。
そういった際に、下請けに依頼をしていたはずです。
そして、受けることができる小さな家具製造会社があったはずです。
小さな家具屋さんは、自分でも家具を製造していたはずです。
でも、販売ルートがないので、家具販売会社に卸していたはずです。
自社で広告を打てる体力はありませんので、ブランドとしての認知はされませんでした。
●●畳店、●●電気のように、地元民に愛される家具屋さんだったはずです。
そんな小さな家具屋さんが作った家具です。
職人であることは間違いない。
そして、大手家具製造会社よりも、時間をかけ丁寧に作られたはずです。
広告をしていませんので、原価は材料だけですから、それができる。
そして、地元の小学校の家具などを直して、そちらで家計を支えていたはずです。
この家具は趣味の領域かもしれません。
だから、愛情もこもっているし、手が込んでいるはずです。
このモノを見ればわかるんですそれが。
ちなみに上記のストーリーは店長の妄想です。
しかし、7割ぐらいはあっているはずです。
無名の職人たちに関して、日々情報収集、考えております。

たぶん週刊「少年ブリビ」

店長の絵

週刊少年誌をすべて読んで、
それでもまだ時間がある。
そんなときにお読みください。


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