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UNKNOWN これこそ職人による逸品

頑固おやじ職人 エピソード1 

ノーブランドとは何かを語ります。

ジープランなど大手は製造工場を持ち、自社の販売ルートがありました。

製販一体です。

そのため、大規模な広告も打てるわけです。

一方で、英国には中小企業が多く存在していました。

60年代、70年代になると、大手家具製造会社は自社の工場では、生産が間に合わなかったはずです。

そのような時期があったはずです。

工場の生産ライン拡充はすぐにはできませんので。

そういった際に、下請けに依頼をしていたはずです。

そして、受けることができる小さな家具製造会社があったはずです。

小さな家具屋さんは、自分でも家具を製造していたはずです。

でも、販売ルートがないので、家具販売会社に卸していたはずです。

自社で広告を打てる体力はありませんので、ブランドとしての認知はされませんでした。

●●畳店、●●電気のように、地元民に愛される家具屋さんだったはずです。

そんな小さな家具屋さんが作った家具です。

職人であることは間違いない。

いえ、こっちが職人であります。

そして、大手家具製造会社よりも、時間をかけ丁寧に作られたはずです。

広告をしていませんので、原価は材料だけですから、それができる。

そして、地元の小学校の家具などを直して、そちらで家計を支えていたはずです。

この家具は趣味の領域かもしれません。

だから、愛情もこもっているし、手が込んでいるはずです。

このモノを見ればわかるんですそれが。

ちなみに上記のストーリーは店長の妄想です。

しかし、7割ぐらいはあっているはずです。

無名の職人たちに関して、日々情報収集、考えております。

頑固おやじ職人 エピソード2

ノーブランドであるにも関わらず、本日まで大切に使われてきた家具。

使うことのできる家具。

あっぱれであります。

住宅でいうと昔の大工みたいな感じでしょうか。

大手ハウスメーカーが工業化された住宅を大量供給を始めた時代。

大工もまだまだいた。

棟梁がいた。

設計図なしに家を作る。

しかし、その家の方がしっかりしていたりする。

この家具も設計図なんてものはなく、職人の経験と勘で作られたのかもしれない。

あっぱれであります。

頑固おやじ職人 エピソード3

仕入れの話。

ブランドがあるのか、ないのか。

ありなしで、仕入れ値にそこまで大きな差はありません。

実は。

モノの良さ、それが何より大事です。

モノは良い。メンテナンスをしていれば、それが分かります。

違いはブランドのシールがあるかないか。

英国人にとっては、それだけである。

職人文化が根付いている英国では、それが当たり前なのです。

それだけなので、英国における価値は、ブランド物とそこまで変わらないのである。

ではなぜ、私がこの商品をやるのか?

言ってみれば、売値が安いから、利益は少ないのである。

しかし、ブランドという考えから離れ、本当のモノの良さとは何なのか?

一石投じたいのである。

そのために、無名の商品も扱っています。

そして、どんな家具に出会えるのか、何より楽しいのです。

頑固おやじ職人 エピソード4

無名の作品。

作り、デザイン、ともに申し分なしです。

製作背景は、なかなか資料にはない。現地のものでも。

伝聞を探るしかない。

しかしながら、1960年に成人だっとすると、当時を知る人も少なくなってきた。

やはりドク博士に頼むしかないか。。

unknown。

無名の職人。

有名になろうともしなかった職人。

無名を貫いた職人。

それが職人なのである。

英国流に言えば、それがCRAFTSMANなのである。

そして、魂が込められているのである。

CRAFTSMANSHIPなのである。

ブランドものより、おススメなのである。

頑固おやじ職人 エピソード5


英国というのは、どちらかというと薄暗く、じっとりとしたイメージです。

これは英国人自身にとっても同じイメージです。

では、しかしながらデザインを見るとそうでもないなぁというイメージをもつことがある。

英国ヴィンテージのサイドボード
このサイドボードは誰が作ったのでしょうか?

100年前の英国における家具職人の中には、移民が多くいました。

例えばNATHANなんかはロシア系の名前だそうで、当時の家具職人の本には、多くのNATHANという名前が存在しています。

なぜこのサイドボードを作ったのは誰なのかを考えているかというと、それは陰です。

陰がデザインされています。

しかしながら、前述のとおり、英国人にとって、英国のイメージには太陽はなく、影はないのです。

そんなことから、この家具は100年前に移民として英国に渡り、そこで家具職人として活躍していた人物なのではないかと、妄想をしております。

どんな故郷を思い浮かべていたのでしょうか?

頑固おやじ職人 エピソード6

木目は、ただの模様ではない。


一本一本の年輪が、時間そのものを語っている。


大手ブランドは「統一感」を重んじた。


しかし、小さな工房の職人は「この木がどうしたいか」を聞いていたはずだ。


曲がっていれば、そのまま生かす。


節があれば、それを隠さず、むしろアクセントにする。


家具は木目との共同作業であります。


そこにブランドは要らぬ。


木目がすでに親方のサインなのであります。

頑固おやじ職人 エピソード7

この取っ手、見よ。


鋳物か、真鍮か。


大手はコスト重視で「規格品」を使った。


だが、小さな職人は、わざわざ金具屋に頼んだ。


「うちの引き出しには、このカーブじゃないと合わねぇんだ」


そう言って作らせたに違いない。


ブランドロゴはない。


けれど、取っ手ひとつで語れる家具、それが親方の一品なのであります。

頑固おやじ職人 エピソード8

家具は、最初から完璧である必要はない。


長年の暮らしの中で、脚がガタついたり、塗装が剥げたりする。


そこで地元の頑固おやじが登場するわけです。


「直せばいいじゃねぇか」と。


でもそれもアジだけどなと。


使い込むほど、味が増していく。


つまり、この家具は「完成品」ではなく「成長する存在」。


親方、あっぱれであります。

頑固おやじ職人 エピソード9

ブランドには「縛り」がある。


ラインナップを揃え、カタログに載せ、売れるデザインを追う。

無名の職人には、そんな制約はなかった。


「今日はこんな脚をつけてみるか」


「天板は丸く削ったほうが、かわいげがある」


自由であります。


だからこそ、時に奇抜で、時に実験的で、そして面白い家具が生まれた。


まさに、無名の強み。

頑固おやじ職人 エピソード10

家具は、使う人の手に馴染み、次の世代へ渡る。


大手ブランド品もそうだが、無名の家具はなおさらである。


なぜか。


作った職人自身が、すでに「息子や孫に残すつもり」で作っているからだ。


利益ではなく、暮らしを思い浮かべて。


「この椅子は、百年後も座れるように」


そういう魂が込められているのであります。


だから今、我々の前にこうして存在しているのです。


親方さすがです。

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