こちら。
カクテルサイドボード、と言われるモノです。
上部の扉の開き方が秀逸であります。
↓のyoutube動画から見て下さい。
一見の価値ありです。
内部の装飾も秀逸であります。
こちら、お酒を保管しておく以外に、今だと何があるでしょうか?
収集したコレクションを飾る感じでしょうか?
見せたくないけど、見せたいもの。
いやぁ、見せるようなもんではないんだけどねぇ~、と言いながら見せたいもの。
そんなものを入れましょう。
そして、しっかりと見せましょう!
ビューティリティbeautilityのカクテルサイドボード考察。
ジープランG-PLANやマッキントッシュMcIntoshでは見たことありません。
1960年代、大量生産の時代です。
結果的には、売れる商品を大量に作る。
これが利益を得るうえでは大切になってきます。
カクテルサイドボードなんて、通常のサイドボードより手間がかかる。
需要も少ない。
だから、大手は作らない。
しかしながら、ビューティリティbeautilityは作るんです。
パーティが好きな人だったのかもしれません。
市場分析とかではなく、自分が欲しいものを作る。
そんな職人だったかもです。
ビューティリティbeautilityの創業者はサイモン・サドフスキーSadovskyです。
東欧出身と推測されます。
そんな異国の地から、ロンドンでビューティリティbeautilityという家具ブランドを育てたサドフスキーSadovsky。
同郷の職人たちと、週末になるとパーティをしていたかもしれませんね。
上流階級の人たちも、カクテルサイドボードを持っていたそうですが、おそらくこのビューティリティbeautilityのカクテルサイドボードはそういった人たちではなく、普通の家庭向け。
だから、サイドボードの延長にミニバーを設けた。
昼間は東欧出身の女性が集まり、夫に内緒で?一杯やっていたかもしれませんね。そういう習慣もあったそうです。最高です。
あるいはティーパーティかも。
週末の夜にはみんなで、パーティ。
そんなことがないと、わざわざカクテルサイドボードは作らないんですよね。
でも、パーティをするには、バーが小さすぎかもですね。
いいんです、「うちにカクテルサイドボードあるから一杯やらないか?」。
サドフスキーSadovskyは、これが、飲む言い訳として欲しいだけなんです。
部下の職人は、サドフスキーSadovskyさんに呼ばれちゃったから、みんなで行こう。なんていって。
そんな?同郷への想いと、確かな職人技術でできています。

開き方も絶妙ですが、↑表情もかなり良いです。
■製造:1960~70年代 推定
■生産国:イギリス
■ブランド:ビューティリティ
■サイズ(cm):幅130/奥行44/高109
■気になるにおいはありません。
【当店の商品は全てヴィンテージ品】
多少のキズ(僕はそれをアジと呼んでいます)は、どの商品にも必ずあります。
それは、50年経過しないと表現できないもの。
それが、ヴィンテージを求める理由。
状態に関しては、写真をたくさん載せていますので、そちらをご確認くださいね。
ご不明点はお気軽にご相談ください。
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