英国ヴィンテージと言えば、これです。
チーク材のラウンドテーブル。
そして無名の職人製。
ジープランG-PLANとかもいいんだけど、職人の魂が入っているんです。
こっちの方が。
魂とは、こだわりでもあります。
↑個人的にはこういうところにこだわりを感じます。
色使い。
経年変化を計算しているであろう職人。
なぜなら、長いこと使われるのを想定しているので、間違いなく考えている。
作って完成ではないんですよね。
使われて、使われて、使われて。
長年使われてこそなんです。
完成はないかもしれません。
そして、脚のカット。
下は円柱なんだけど、天板に近くなるにつれて四角柱に。
この円から四角になる曲線。
強いこだわりを感じます。
そして、何度も作りながら、試行錯誤をする。
これが、仕上がった際に、ニンマリしている職人の顔が浮かんできます。
ぜひ、ニンマリしてください。
色味は↑が近いです。
■メンテナンスとケア
クリーニング後、オイルメンテナンスをしました。
普段のケアは乾拭きにて。
半年に一度、あるいは汚れが気になった際に、HOWARD PRODUCTS社のオレンジオイルを使用すると良いです。
何かがカピカピになっているなんて時には、水拭きではなくオイルで汚れを落とす。
塗装され量産された家具とのケアの違いは、ただそれだけです。
古い綿100%のハンカチやTシャツの切れ端に、オイルをしみこませて磨く。
塗装は残っていますので、塗装を保護する目的です。
塗装というのは乾燥すると、お肌と同じように剥がれてきます。
オイル磨きは2~3分で終わります。その後、すぐに乾拭きしても良し。数時間おいて馴染ませてもよしです。
50年以上経過してもなお問題なし。
経年変化をさらに楽しめます。
職人の魂が入っていて、タフにできています。
■ご使用時の留意事項
水が苦手です。
コースター、ランチョンマット、トレーなどをご使用ください。
熱さも苦手です。
暖かいコーヒー、紅茶、お茶など。
厚手のコースターなど、熱を通しにくいものおススメします。
乾拭きが基本となります。
仮に水拭きをする際は、硬く絞ってください。
マイクロファイバー系の布は、おススメしておりません。
水拭き後は乾拭きをしてください。
オイル減ったかな?と思ったら、オイルにてメンテナンスをしてあげてください。
そんなに難しくありません。
慣れてきたら、表面の感じでオイルした方が良いか、分かるようになります。
これであなたもヴィンテージ通です。