スキャンダートScandartは、イギリスの家具製造の中心地の一つであるハイウィコム(High Wycombe)を拠点としていました。
ハイウェイコムには、ジープランG-PLAN、アーコールERCOLもまた、拠点を置いていました。
家具職人が集まる街。それがハイウェイコム。
ハイウェイコム、ウールの世界的な生産地の尾州(一宮市)みたいな、英国革靴のノーザンプトンみたいな、大間のマグロみたいな?
ハイウェイコムとはそんな街。
もともとは、椅子づくりの中心地だったそうですが、それが家具産業の拠点となります。
1960年代には、英国における約15%の家具が作られていました。
15%?って感じですけど、東京の人口は日本の人口の10%強です。
そう考えると、この小さな街である、ハイウェイコムの15%は驚異的です。
結果、良い職人が集まるのです。
そして、そのハイウェイコムに拠点を置いていた、スキャンダートScandart、エルム材を使用しています。
英国ヴィンテージ家具はチーク材が主流でしたが、あえてのエルム材です。
エルム材と聞いて、英国ヴィンテージ家具で頭に浮かぶのは、アーコールERCOLです。
アーコールERCOL以外では、スキャンダートScandartしか、いないかも??
アーコールとはデザイン路線がまったく違います。
たぶんですけど、Scandartはscandinavian+artです。北欧アート?
デザインにも力を入れていたのでしょう。
このサイドボードも、ここの部分。これで仕入れました。
見たことのないデザイン。おもしろい。変わってるねあなた。そんな感じ。
■製造:1960~70年代 推定
■生産国:イギリス
■ブランド:スキャンダート
■サイズ(cm):幅221.5/奥行45.5/高75.5
左扉収納 左幅53/奥行39.5/高上段23下段22.5
右幅53.5/奥行39.5/高上から18→13→12.5
引出し 幅50/奥行35.5/高9.5
右側収納 幅53.5/奥行39.5/高32 スライド棚幅51/奥行35.5/高4.5
■一部欠けがあります!、お値段控えめに。
側面ですので、個人的にはあまり気にはなりません。
【当店の商品は全てヴィンテージ品】
多少のキズ(僕はそれをアジと呼んでいます)は、どの商品にも必ずあります。
それは、50年経過しないと表現できないもの。
それが、ヴィンテージを求める理由。
状態に関しては、写真をたくさん載せていますので、そちらをご確認くださいね。
ご不明点はお気軽にご相談ください。
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