ビューロー。
不思議な家具。
異質なものというか。
神聖なものというか。
物体というか。
ビューローは英国発祥とされています。
手紙を書くことが主流だった18世紀に特に広まったとされます。
文字を書くことができたのは、特権階級?の人たちだと思うんですよね。
だとすると、折りたためる機能を持った省スペースである必要はないと思うんですよね。
家、広いでしょうからね。
省スペースと言いながら、大事なのは、閉じるということだったりしてね。
インクが乾くから、密閉できることが良かったり。
貿易に関する秘密の文書を書くのに、鍵が必要だったり。
恋文を書くのに、恥ずかしいからね。
そもそも手紙を書くという行為は、テーブルでできるよね。
省スペース化のためなら、それ使えばよい。
何か、すごく情緒的な理由があったのではないかと。機能ではなく。
やっぱり、人に見られたくない機密文書、身分が違うために叶わぬ恋のラブレター、そんなことをビューローで書いていたのではないかと思うのです。
きっとね。
そうそう。
デスクを開くと、下の板も前に出てきます。
構造的にここがあると安心なんですよね。
さすが、ネイサンNATHANです。
■製造:1960~70年代 推定
■生産国:イギリス
■ブランド:ネイサン
■サイズ(cm):幅84/奥行45.5/高103.7
■木材:チーク材
ビューロー 幅80/奥行76.5/高28(内部引出し幅23.5/奥行き13.7/深さ7 床から天板まで71)
引出し 幅75.5/奥行37.5/深さ10.5
下部開き 幅80/奥行40/高38.5
【当店の商品は全てヴィンテージ品】
多少のキズ(僕はそれをアジと呼んでいます)は、どの商品にも必ずあります。
それは、50年経過しないと表現できないもの。
それが、ヴィンテージを求める理由。
状態に関しては、写真をたくさん載せていますので、そちらをご確認くださいね。
ご不明点はお気軽にご相談ください。
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