アーコールERCOL。
現行品でもあります。
現行品はアッシュ材。
ヴィンテージのアーコールERCOLはエルム材。
違うんですよね。
ヴィンテージのエルム材のほうが、木の温もりを感じるといいますか、現行品は塗料のせいかプラスチックっぽいといいますか。
そして、イングリッシュエルムと言われるモノ。
その辺の公園にあったみたいです。
地産地消みたいな、身近な森にあるもので作るのが職人らしいですよね。
寿司屋が近くの市場ではなく、遠い市場にはいかないように。
その場にあるもの良さを考える。加工技術を考える。
当時はそんな感じだったのではないかと。
だからね、育つ前から見ているんですよ。
親方が10代だったころに植えられた木材で、50年度に作るんですよね。
そう考えると、このテーブルは60年超経っているわけですけれども、親方の10代のころから見ていた木と考えると100年経っております。
昔の技術、昔の木材、これがいいんです。
↑色味はこちらが近いです。エルム材のいい木目。
↑天板。
↑こんなにスリムに。折りたたんで木目を眺めても良さそうなぐらい。
↑サイズ感はこちら。店長等身大パネル172cm。
↑店長が語るアーコールのお話。
■製造:1960~70年代 推定
■生産国:MADE IN UK
■ブランド:アーコール
■サイズ(cm):幅22→81→140/奥行128/高72
■素材:チーク材
■状態:ヴィンテージとして気になる点はありません。開閉も問題ありません。ガタツキぐらつきはありません。脚裏、底、すべてを掃除後、オイルにて磨き上げました。脚裏へフェルト設置済み。
■商品の状態、搬入方法、詳細なサイズ他、お気軽にお問い合わせください。
配送料↓:配送ランク=家財便C
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■普段のお手入れ
クリーニング後、オイルメンテナンスをしました。
開閉、がたつきはもちろん確認済み。脚裏にフェルト設置済み。
普段のケアは乾拭きにて。
半年に一度、あるいは汚れが気になった際に、HOWARD PRODUCTS社のオレンジオイルを使用すると良いです。
ごはんをこぼして、カピカピになっているなんて時には、水拭きではなくオイルで汚れを落とす。
塗装され量産された家具とのケアの違いは、ただそれだけです。
古い綿100%のハンカチやTシャツの切れ端に、オイルをしみこませて磨く。
塗装は残っていますので、塗装を保護する目的です。
塗装というのは乾燥すると、お肌と同じように剥がれてきます。
オイル磨きは2~3分で終わります。その後、すぐに乾拭きしても良し。数時間おいて馴染ませてもよしです。
50年以上経過してもなお問題なし。
職人の魂が入っていて、タフにできています。

古いだけ、ただのボロ。。
ピッカピカの塗装仕上げ、ヴィンテージが台無し、欲しくない。。。
しっかり修復して欲しいけど、ヴィンテージ感も好き。
それが「こっちのヴィンテージ」です。初めての方は是非ご一読を↑。

↑「こっちのヴィンテージ」に仕上げるためのメンテナンス。小さなこだわりです。

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