↓色味はこちらが近いです。
グリーブスアンドトーマスの一品。
一品としか言いようがない。
上段は、左はドリンクキャビネット。右はビューロー。
下段は、左はチェスト、右はキャビネット。
やばすぎです!なぜこんなことをするのか。世界初の人なのです。だからかな。そのエピソードは下に記しておきます。
そしてこの佇まい。
遊び心満載ですね。
こういう試行錯誤が、職人としての腕を磨いている気もします。
あるいは、弟子の登竜門みたいな。
この4つの機能を備えた一品を作れてこそ、一人前になる。みたいな。
この家具は機能が限定されていないから、呼び方が分からない。
頭文字をとりまして、今日から「ドビチキ」と呼びます。
読んだものの、たぶん次は出会えない気もしております。
なので、「ドビチキ!」にしておきます。
↑サイズ感はこちら。店長等身大パネル172cm。
【ABOUT:グリーブスアンドトーマス】
1900年代初頭から1967年まで、活動していた会社。職人集団。
たぶん、グリーブスさんとトーマスさんの会社。
彼らの地位を確立したのは、今でいうソファベッドです。
その名もPUTーUーUP!。
誰かを泊めるという意味。
グリーブスアンドトーマスはロンドンにありました。
1950~60年代のロンドンの都市問題。
それは、人口増加です。
人口増加に対処するため、狭い家が増加していきます。
そして、家賃も増加する。価格も上がる。
住宅バブルであります。
結果的に、4人家族であると、寝室が一つでは足りない。
リビングにあるソファを、ベッドにしよう!ということです。
これはグリーブスアンドトーマスがロンドンになければ出てこなかった発想。
そして彼らしかしなかった発想。
そして、1922年、PUTーUーUP!を発売します。
誰かを泊めるという意味ですが、当時の広告を見ると、奥さんに、朝ご飯を持ってくる旦那さんと娘さんの姿が描かれています。
ですので、先の住宅問題に対処するための家具であったのかなと思います。
世界初のソファベッドは、1929年にアメリカのシモンズ社から発売されたとされています。
しかし!
遡ること7年、グリーブスアンドトーマスが発売しているのです!
PUTーUーUP!
ソファベッドという名前ではないけれども、機能としては間違いなく同じ。
そんな新進気鋭のグリーブスアンドトーマスが作成したサイドボードがこちら。
当時の洗練されたロンドンを感じる逸品です。
PUTーUーUP!の製作には、金属(heavy framed steelと説明が)も多用されていました。
それゆえか、このサイドボードの扉の取っ手、かなり秀逸です。グリーブスアンドトーマスならでは。
木材だけでなく、金属の加工にも長けていたようです。
シンプルなんですけど、カッコいい逸品であります。
1967年で歴史が止まっております。
買収されたのか、つぶれてしまったのか。
いや、多分こんな感じです。
グリーブスさんが亡くなった、翌月。
トーマスさんが言うんです。
「グリーブスがいなくなった今、この会社を続けることはできない。僕らは2人でやってきたからさ。」
そう言って、会社が終焉したのです。
きっとね。
■製造:1960~70年代 推定
■生産国:MADE IN UK
■ブランド:グリーブスアンドトマス タグなし
■サイズ(cm):幅114.4/奥行42.8(取手込み)/高113.5
■状態:ヴィンテージとして気になる点はありません。引出しはスムーズです。扉の開閉も問題ありません。ガタツキぐらつきはありません。脚裏、底、すべてを掃除後、オイルにて磨き上げました。脚裏へフェルト設置済み。
■あれってどうなってるのかなぁと、ちょっとでも気になることありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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