すとんと真っすぐに落ちた、脚。
テーパードではなく、そのままストン。
最近はやりの太めパンツのような(店長は履きこなせないので履いておりません)。
脚と幕板の部分も、そのままの形状で。
ある意味、デザインを全くせず、部材のプロポーションだけで、家具を魅せている感じです。
親方!ダイニングテーブルを作ってください。円形の!
おうよ!
カンカンコンコンザッザッザ。
できたよ~。
おお、良いですね。
だろ。
脚の太さ、幕板の幅、天板の厚み、天板のエッジ部分、なんだかどれもちょっとした違和感というか、ありそうでないというか。
だろ。それだよ。大事なのは。デザインとか、曲線ではなく、大きさ、太さがプロポーションに影響を与えて、見た目が変わってくるのさ。黄金比とかそういうロジックは分からないから、職人としての勘なのだけれども。
いやぁ、その勘いいっすね。ありがとう!
↑色味はこちらが近いです。
↑天板GOOD。
↑サイズ感はこちら。店長等身大パネル172cm。
■製造:1960~70年代 推定
■生産国:MADE IN UK
■ブランド:unknown
■サイズ(cm):幅122.5→167/奥行122.5/高72.5
■素材:チーク材
■状態:エクステンションのダボが一つありませんが使用には問題ありません。開閉時少し硬さがありコツがいりますが、コツをつかめば問題ありません。あまり削りすぎると今度は別のところが悪くなってしまうことがありますので、このぐらいで止めておきました。ガタツキぐらつきはありません。脚裏、底、すべてを掃除後、オイルにて磨き上げました。脚裏へフェルト設置しておりますので、移動もスムーズです。
■多少のキズ(僕はそれをアジと呼んでいます)は、どの商品にも必ずあります。
それは、50年経過しないと表現できないもの。
それが、ヴィンテージを求める理由でもあります。
■こっちのヴィンテージの質感、一油入魂のリペア方針は こちらへ。
きたない、ぐっらぐら、引出しかたい、くさい、テッカテカはちょっとね。。
■あれってどうなってるのかなぁと、ちょっとでも気になることありましたら、お気軽にお問い合わせください
配送料↓:配送ランク=家財便E
▲送料表はこちら
■普段のお手入れ
クリーニング後、オイルメンテナンスをしました。
開閉、がたつきはもちろん確認済み。脚裏にフェルト設置済み。
普段のケアは乾拭きにて。
半年に一度、あるいは汚れが気になった際に、HOWARD PRODUCTS社のオレンジオイルを使用すると良いです。
ごはんをこぼして、カピカピになっているなんて時には、水拭きではなくオイルで汚れを落とす。
塗装され量産された家具とのケアの違いは、ただそれだけです。
古い綿100%のハンカチやTシャツの切れ端に、オイルをしみこませて磨く。
塗装は残っていますので、塗装を保護する目的です。
塗装というのは乾燥すると、お肌と同じように剥がれてきます。
オイル磨きは2~3分で終わります。その後、すぐに乾拭きしても良し。数時間おいて馴染ませてもよしです。
50年以上経過してもなお問題なし。
職人の魂が入っていて、タフにできています。
↑ヴィンテージらしいヴィンテージ。こっちのヴィンテージとは?
↑こっちのヴィンテージのための小さなこだわり。そのメンテナンス。
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